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人殺しは夕方やってきた マルレーン・ハウスホーファー(著/文) - 書肆侃侃房
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人殺しは夕方やってきた (ヒトゴロシハユウガタヤッテキタ) マルレーン・ハウスホーファー短篇集 (マルレーンハウスホーファータンペンシュウ)

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発行:書肆侃侃房
四六判
244ページ
上製
価格 2,100円+税
ISBN
978-4-86385-621-9   COPY
ISBN 13
9784863856219   COPY
ISBN 10h
4-86385-621-0   COPY
ISBN 10
4863856210   COPY
出版者記号
86385   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2024年3月4日
最終更新日
2024年5月13日
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書評掲載情報

2024-06-08 毎日新聞  朝刊
評者: 川本三郎(評論家)
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紹介

山の中でたった一人、壮絶なサバイバル闘争を繰り広げる女性を描いた長篇小説『壁』で、世界を震撼させたマルレーン・ハウスホーファー。
多くのフェミニスト、作家たちに影響を与えた彼女の、知られざる短篇小説名作集がついに邦訳!


西崎憲さん(作家・翻訳家・音楽家・「惑星と口笛」主宰)賞賛!!

ここが抒情の終着点 先はない
なんというみずみずしさ。本からこぼれだすのは、少女や友達、家や風景、おもしろい夢をみる女性や人を殺してしまった男性たち。永遠は子供の形で現れ、細部は不可知を囁く。マルレーン・ハウスホーファーはドイツ語園で最良最高の抒情を達成した。 



収録作はオーストリアの村で生まれ育ったマルレーン・ハウスホーファーの少女時代を彷彿させる。共に暮らした人々や動物たち……そして、平和な暮らしを一変させる戦争の影。
文学ムック「たべるのがおそい」vol.4収録の「さくらんぼ」「雌牛事件」「フォン・ガイエン氏の夜の出逢い」ほか、かなしみにユーモアをまぶした切なく心あたたまる作品集。

目次

1 少女時代の思い出
美しきメルジーネ
ぞっとするような話
雌牛事件
さくらんぼ
初めてのキス
おばあちゃんが死ぬ
ドラゴン
懺悔

2 大人の生活
小さな幸せ
人殺しは夕方やってきた
日曜日の散歩
おもしろい夢を見る女性
ミルテの木、もしくは軽率なマティルデ
フォン・ガイエン氏の夜の出逢い
お話
とりわけ奇妙な愛の物語
人喰い

3 戦争の影
クワガタムシ
司令官の死
一九四五年の春
国家の反逆者
間借り人たちのクリスマス
恐るべき忠節
ウィロー夫妻
変身
もろびと声あげ(イン・ドゥルチ・ジュビロ)

訳者あとがき

著者プロフィール

マルレーン・ハウスホーファー  (マルレーン ハウスホーファー)  (著/文

1920年生まれのオーストリアの作家。ウィーンとグラーツの大学でドイツ文学を学び、夫と二人の子どもとともにシュタイヤーで暮らし、1970年に亡くなった。オーストリア文学史における非常に重要な女性作家の一人とされる。シュニッツラー賞やオーストリア国家賞(文学部門奨励賞)を受賞している。没後、代表作『壁』が世界的に有名になった。

松永美穂  (マツナガ ミホ)  (翻訳

翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。ベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮社)の翻訳で2000年に毎日出版文化賞特別賞受賞。カトリーン・シェーラー『ヨハンナの電車のたび』(西村書店)で2015年日本絵本大賞翻訳絵本賞受賞。そのほかヘルマン・ヘッセ『車輪の下で』(光文社古典新訳文庫)やインゲボルク・バッハマン『三十歳』(岩波文庫)など。

上記内容は本書刊行時のものです。