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戦後日本の武器移転史 纐纈 厚(著/文) - 緑風出版
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戦後日本の武器移転史 (センゴニホンノブキイテンシ) 1945~2024

社会科学
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発行:緑風出版
四六判
240ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-8461-2413-7   COPY
ISBN 13
9784846124137   COPY
ISBN 10h
4-8461-2413-4   COPY
ISBN 10
4846124134   COPY
出版者記号
8461   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年10月4日
最終更新日
2024年12月11日
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書評掲載情報

2024-12-21 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 斎藤貴男(ジャーナリスト)
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紹介

 戦争や紛争がトレンドとなってしまったかのような現代の世界。年間100兆円に達する武器が世界中で売買されている。それが戦争や紛争を引き起こし、拡散させる一大要因ともなっている。
 本書は、日本敗戦直後に解体されたはずの軍需産業が復活を遂げ、やがて武器生産大国化していく過程を追う。同時に武器の輸出と輸入の現状を「武器移転」の用語で一括して検証し、批判の俎上に挙げる。
日本は平和憲法の下、戦争放棄と戦力不保持を掲げ、非武装国家として出発したはず。だが、平和憲法を基軸とする平和実現は遠のき、重武装国家日本に変貌を遂げてしまう。「武器移転」の現状を明らかにしつつ、いま一度平和国家とは何か、を問い直す。

著者プロフィール

纐纈 厚  (コウケツ アツシ)  (著/文

1951年岐阜県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。 博士(政治学、明治大学)。現在、明治大学国際武器移転史研究所客員研究員。前明治大学特任教授、元山口大学理事・副学長。専門は、日本近現代政治軍事史・ 安全保障論。日本はなぜ巨大な武器移転国家に変貌したのか?
著書に『日本降伏』(日本評論社)、『侵略戦争』(筑摩書房・新書)、『日本海軍の終戦工作』(中央公論社・新書)、『田中義一 総力戦国家の先導者』(芙蓉書房)、『日本政治思想史研究の諸相』(明治大学出版会)、『戦争と敗北』(新日本出版社)、『崩れゆく文民統制』『重い扉の向こうに』『リベラリズムはどこへ行ったか』『ウクライナ停戦と私たち』『日本の武器生産と武器輸出―1874~1962』(緑風出版)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。