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カントリー・オブ・マイ・スカル
南アフリカ真実和解委員会 〈虹の国〉の苦悩
原書: Country of My Skull
発行:現代企画室
A5変形判
縦210mm
横140mm
厚さ34mm
重さ 480g
424ページ
並製
定価
2,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2010年5月
- 書店発売日
- 2010年5月7日
- 登録日
- 2010年4月9日
- 最終更新日
- 2012年4月17日
書評掲載情報
2010-06-13 | 日本経済新聞 |
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紹介
人種とはなにか? 国民とはなにか? そして「真実」とは?
南アフリカの白人(アフリカーナー)である著者が、
深刻な暴力と分断を克服する「和解」のプロセスに向き合い、
幾多の傷口から生まれた言葉で世界に問いかける。
1994年、南アフリカ史上最初の普通選挙が実施され、その年のうちに、1960年から1993年までに起きた重大な人権侵害の全体像を明らかにするために「真実和解委員会」を創設する法案が起草された。委員会に課された任務は、真実を探り出して公表することと、このような悲惨な出来事が再び起きることを防ぐことだった。1996年から2年以上のあいだ、南アフリカの人々は毎日のように、目を背けたくなる自分たちの過去と直面することになった。アンキー・クロッホはラジオジャーナリストとして、犠牲者と加害者双方の証言を取材して「真実和解委員会」のすべてを報じた。痛切で心かき乱す言葉に満ちた本書によって、はじめて民衆の声が南アフリカの歴史となった。
上記内容は本書刊行時のものです。