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源氏物語の舞台装置 栗本 賀世子(著/文) -  吉川弘文館
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源氏物語の舞台装置 (ゲンジモノガタリノブタイソウチ) 巻次:596 平安朝文学と後宮 (ヘイアンチョウブンガクトコウキュウ)

歴史・地理
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四六判
208ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-642-05996-1   COPY
ISBN 13
9784642059961   COPY
ISBN 10h
4-642-05996-2   COPY
ISBN 10
4642059962   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C0393  
0:一般 3:全集・双書 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年6月1日
書店発売日
登録日
2024年2月10日
最終更新日
2024年5月23日
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書評掲載情報

2024-07-13 日本経済新聞  朝刊
評者: 渡辺祐真(書評家)
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紹介

弘徽殿・藤壺・梅壺など『源氏物語』で光源氏をとりまく后妃たちが暮らした場所には、それぞれ深い意味があった。平安京内裏に存在した天皇の家族の住まい「後宮殿舎」に光を当て、さまざまな平安朝物語の記述と比較しながら、その意味を探る。素材となった史実や物語に込めた作者の意図を知れば、後宮世界への理解が深まり、物語がより楽しめる。

目次

紫式部と内裏―プロローグ

平安時代の後宮
 天皇と后妃の住まい
 天皇と后妃の夫婦生活

「殿」と呼ばれる建物
 弘徽殿と常寧殿―悪役の住まい
 承香殿―後宮第二位のキサキの住まい
 麗景殿―転落するキサキの住まい
 その他の殿―后妃の使用頻度の低い殿

「舎」(壺)と呼ばれる建物
 淑景舎(桐壺)―『源氏物語』主人公一族の拠点
 飛香舎(藤壺)―ヒロインの住まい
 凝華舎(梅壺)―劣勢に立つキサキの住まい
 その他の舎―東宮に使用される空間

後宮殿舎の役割―エピローグ

あとがき
参考文献

上記内容は本書刊行時のものです。