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仮面の奇人 三木清
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年3月18日
- 書店発売日
- 2025年3月18日
- 登録日
- 2025年1月24日
- 最終更新日
- 2025年3月18日
書評掲載情報
2025-03-30 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
戦前期日本の哲学界および論壇のスターであり、治安維持法下で獄死を強いられた三木清(1897-1945)。独仏留学生活の内実からその著作活動の特異な性格、パスカル研究やスピノザ論の筆致、マニラでの徴用体験まで、きわめて人間くさい生身の生涯を、戦争の時代背景のうちに跡づける。法政大学社会学部で長く教鞭をとり、近代日本の西洋諸学・語学導入過程を広く探究してきた著者による批判的ポートレート。
目次
はしがき
三木清 略年譜
第一章 三木清のドイツ・フランス留学記
1 ヨーロッパへの旅立ち
2 ハイデルベルク
3 マールブルク
4 パリ
5 三木清の「パスカルと生の存在論的解釈」
6 同論文にみる三木清の文体
7 三木清の『パンセ』読解
第二章 三木清の方法──「スピノザに於ける人間と国家」
1 三木論文の内容
2 スピノザが生きた(低地諸国)時代
3 スピノザの『国家論』の構成の概要
むすび
三木清の方法/三木論文の中味の概要/学者たちの三木評/哲学徒としての三木の願望
第三章 仮面の奇人──マニラにおける陸軍報道班員 三木清
1 三木清 徴用通知をうけとる
2 輸送船「崑山丸」でフィリピンへ
3 報道班員 三木清
4 部屋にこもった三木清と同輩との確執
5 三木清のフィリピン研究
むすび
軍政下のマニラ地図/大阪毎日新聞の特派員・木村毅のマニラ報告/木村が見たフィリピンにおける文化工作/三木清の偽装術
第四章 法政と社会運動家
1 ロシア革命、日本を震撼
2 法政大の学生および教員による社会主義運動
3 法政を追われた教師たち
4 三木清はなぜ法政にきたのか
5 法政における三木清
6 ふたたび獄中へ
7 戸坂潤のさいご
あとがき
人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。