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出版者情報
ぼくたちのことをわすれないで
ロヒンギャの男の子 ハールンのものがたり
発行:佼成出版社
A4変型判
縦250mm
横220mm
厚さ10mm
36ページ
定価
1,500円+税
- 初版年月日
- 2024年6月20日
- 書店発売日
- 2024年6月17日
- 登録日
- 2024年2月20日
- 最終更新日
- 2024年6月5日
書評掲載情報
2024-07-14 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
ぼくの名前はハールン。ミャンマーで生まれた。でも今、バングラデシュの難民キャンプにいるんだ。ぼくの話を聞いてくれる―――?
ミャンマーのラカイン州にくらす少数民族、ロヒンギャの人たちは、2017年8月に国内で大規模な迫害を受け、今も約100万人が難民キャンプで暮らしています。その中の一人、ハールンという少年が体験を語ります。
ミャンマーで家族と共に平和に暮らしていた男の子・ハールンは、ある晩、火事に気づいて目を覚ましました。武器を持った男たちが村を襲ったのです。命からがら家を飛び出したハールンは、隣家のラヒームおじさんといっしょに三日三晩歩き続け、国境となるナフ川を渡って隣の国バングラデシュにたどりつきます。
両親とはぐれ、悲しみにくれるハールンですが、難民キャンプに学校ができたことで笑顔を取り戻します。その学校は、日本でくらすロヒンギャ男性が私財で建てたものでした。
ロヒンギャの人たちに起きたことと、難民キャンプの子どもたちの現状を伝える絵本。巻末には、根本敬・上智大学名誉教授による解説つき。
上記内容は本書刊行時のものです。