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ぼくたちのことをわすれないで 由美村嬉々(著/文) - 佼成出版社
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ぼくたちのことをわすれないで (ボクタチノコトヲワスレナイデ) ロヒンギャの男の子 ハールンのものがたり (ロヒンギャノオトコノコハールンノモノガタリ)

児童図書
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発行:佼成出版社
A4変型判
縦250mm 横220mm 厚さ10mm
36ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-333-02924-2   COPY
ISBN 13
9784333029242   COPY
ISBN 10h
4-333-02924-4   COPY
ISBN 10
4333029244   COPY
出版者記号
333   COPY
Cコード
C8793  
8:児童 7:絵本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年6月20日
書店発売日
登録日
2024年2月20日
最終更新日
2024年6月5日
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書評掲載情報

2024-07-14 産經新聞  朝刊
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紹介

ぼくの名前はハールン。ミャンマーで生まれた。でも今、バングラデシュの難民キャンプにいるんだ。ぼくの話を聞いてくれる―――?
ミャンマーのラカイン州にくらす少数民族、ロヒンギャの人たちは、2017年8月に国内で大規模な迫害を受け、今も約100万人が難民キャンプで暮らしています。その中の一人、ハールンという少年が体験を語ります。
ミャンマーで家族と共に平和に暮らしていた男の子・ハールンは、ある晩、火事に気づいて目を覚ましました。武器を持った男たちが村を襲ったのです。命からがら家を飛び出したハールンは、隣家のラヒームおじさんといっしょに三日三晩歩き続け、国境となるナフ川を渡って隣の国バングラデシュにたどりつきます。
両親とはぐれ、悲しみにくれるハールンですが、難民キャンプに学校ができたことで笑顔を取り戻します。その学校は、日本でくらすロヒンギャ男性が私財で建てたものでした。
ロヒンギャの人たちに起きたことと、難民キャンプの子どもたちの現状を伝える絵本。巻末には、根本敬・上智大学名誉教授による解説つき。

著者プロフィール

由美村嬉々  (ユミムラキキ)  (著/文

1959年、三重県生まれ。(一社)チャイルドロアクリエイト®代表理事。作家、編集者、絵本カタリスト®。全国で講演活動も行っている。老舗の児童図書・保育図書版元の元取締役。在任中は、出版事業本部長、企画開発本部長、東京家政大学特任講師を歴任。著書に『バスが来ましたよ』(アリス館)、『にじいろのペンダント』(大月書店)など。また木村美幸名義での著書に『これだけは読んでおきたいすてきな絵本100』『発達段階×絵本』(共に風鳴舎)、『100歳で夢を叶える』(晶文社)、『一冊の絵本 大人になった今だからわかること』(径書房)、『絵本で実践!アニマシオン 子どもの力を引き出す26のプログラム』(北大路書房)がある。

鈴木まもる  (スズキマモル)  (イラスト

1952年、東京都生まれ。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』(共に偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を、『ニワシドリのひみつ』(岩崎書店)で産経児童出版文化賞JR賞を受賞。 主な絵本作品に『ピン・ポン・バス』(偕成社)、『あなたがだいすき』(ポプラ社)、『みずとはなんじゃ?』(小峰書店)、『戦争をやめた人たち』(あすなろ書房)、『鳥は恐竜だった』(アリス館)、『火の鳥 いのちの物語』(金の星社)、「おとうさん・おかあさんのしごと」シリーズ(佼成出版社)など多数。また鳥の巣研究家として、全国で鳥の巣展覧会を開催している。

上記内容は本書刊行時のものです。