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海を破る者
発行:文藝春秋
四六判
重さ 500g
464ページ
定価
2,000円+税
- 書店発売日
- 2024年5月24日
- 登録日
- 2024年3月15日
- 最終更新日
- 2024年5月29日
書評掲載情報
2024-06-15 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 理流(時代小説サイト運営者) |
2024-06-08 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
なぜ、人と人は争わねばならないのか?
日本史上最大の危機である元寇に、没落御家人が御家復興のために立つ。
かつては源頼朝から「源、北条に次ぐ」と言われた伊予の名門・河野家。しかし、一族の内紛により、いまは見る影もなく没落していた。
現在の当主・河野通有も一族の惣領の地位を巡り、伯父と争うことを余儀なくされていた。
しかしそんな折、海の向こうから元が侵攻してくるという知らせがもたらされる。いまは一族で骨肉の争いに明け暮れている場合ではない。通有は、ばらばらになった河野家をまとめあげ、元を迎え撃つべく九州に向かうが……
アジア大陸最強の帝国の侵略を退けた立役者・河野通有が対峙する一族相克の葛藤と活躍を描く歴史大河小説。
上記内容は本書刊行時のものです。