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ふみさんの自分で治す草と野菜の常備薬 改訂新版 一条 ふみ(著/文) - 自然食通信社
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ふみさんの自分で治す草と野菜の常備薬 改訂新版 (フミサンノジブンデナオスクサトヤサイノジョウビヤク カイテイシンパン) 改訂新版

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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ13mm
234ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-916110-11-4   COPY
ISBN 13
9784916110114   COPY
ISBN 10h
4-916110-11-0   COPY
ISBN 10
4916110110   COPY
出版者記号
916110   COPY
Cコード
C2077  
2:実用 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2004年6月25日
書店発売日
登録日
2016年3月5日
最終更新日
2022年10月3日
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重版情報

9刷 出来予定日: 2022-10-10
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紹介

病い知らせるからだの中からの信号に耳を澄ませて」――民俗信仰の『集まりっこ』のなかで、ばっちゃんの膝に抱かれ女ご衆のかわす話を聞くともなく聞きながら“風のように光のように、自然に覚えた”豊かな薬草の知恵。今日までたくさんの人たちを癒してきた一条ふみさんからの温かく、心にしみる贈り物。

目次

第1章 現代人に増えている病に
  ヨモギ 糖尿病の糖を抑える
  キハダ 肝臓には強い味方
  ツユ草 根っこから煎じて腎臓に
   ウツボ草 腎臓からの腫れ・むくみに
  木ササギ 昔から利尿に秀れていた
  大根おろし+根生姜 詰まった腎臓をきれいに
    切り倒された木ササギの木
  コンニャク 腎臓に温湿布が効く
    花咲くころ、種になるころ、それぞれに潜む薬草の力
  スギナ 内臓のさまざまな痛みに
   〝冷え″のダメージが本当に怖いのは秋になってから
  アカザ 血をきれいにしてくれる
  柿と柿の葉 血圧が安定するのを実感
    病知らせる体の中からの信号に耳を澄ませて
  人参 煮つめたジャムで元気に
  松葉酒 心臓を楽に、咳止めにも
  桑の木 家族二人のガンが快方へ
    すぐに治らなければ気がすまない現代人

第2章 身近なものを上手に使って
  ドクダミ 体内の毒を吸い出す
    石灰化した腎臓でもドクダミ飲みながら長生きした叔母
  ユキノシタ(井戸草)  たえず人間を助けてきた
  トウモロコシの毛 煎じ茶で膀胱炎を治す
   「戦争で、兵隊たちを薬草で救った」と元軍医さん
  根生姜 呼吸が苦しいときの湿布に
  ハコベ 身近な胃腸のクスリ
  タンポポ 胃腸丈夫に。強壮剤にも
  菜っ葉 解熱には生薬を当てて
  豆腐 目ざましい熱さまし効果
    生ゴミも乾燥して小さくすればエネルギー源に
  オオバコ 結膜炎の充血が治った
  ソバ・小麦粉、里芋のパスタ 体の奥の熱や毒をとる
    いいと言われる食べ物でも「一辺倒」はあぶない

第3章 覚えておいていいこと―医者に行く前に
  お灸 天然の万能薬モグサで
  ホオズキ 咳止めには実を煎じて
  イタドリ 根を煎じて肋膜炎に
    農家の暮しの中で草も見事に生かされていた
  ウマノブドウ 体の中からの痛み、腫れに
  サイカチ 咳、痰が出なくなった
  桃の葉  かゆみ、じんましんに
  野萱草(カンゾウ) 利尿に、酒の中毒に
 

[薬草の使い方メモ]

  塩を使う―①ヨモギの温湿布に 塩を使う―②生姜の温湿布に

  塩を使う―③薬草エキスで目を洗う

  大根の干し葉を風呂に

  薬草を煎じる―①お茶として使うとき 薬草を煎じる―②薬として使うとき 

  タンポポの根をお茶に

第4章 循環の世界に魅せられて
  共同性のある環境で育ったからこそ見えたもの/若いころから地球そのものへの畏敬の気持ちを抱いて/「ジャガイモとトウモロコシと豆植えていれば食っていける」/私の民間療法は民俗信仰の世界から/ばっちゃんの膝で眠りながら覚えるともなく自然に/国が切り捨てようとも、農業は生命にとっての根源/経済の効率から一歩外れないと/大量のビニール資材が土を汚染していく農業/生死の峠で考えたこと/農業以前の世界/循環する世界の危機

著者プロフィール

一条 ふみ  (イチジョウ フミ)  (著/文

1925年、岩手県生まれ。戦前戦後を通じ、東北農民の傍らに在って、農民たちの声にならない言葉を文集『むぎ』(1967年創刊から1987年14号)に記録しつづけてきた。81年より15年にわたり、友人とともに岩手県北の開拓地を耕す。2012年死去。

上記内容は本書刊行時のものです。