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カテリーナの伝えたい5つのこと カテリーナ(著/文) - ナイデル
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鍬谷     ト・日・他     書店
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カテリーナの伝えたい5つのこと (カテリーナノツタエタイイツツノコト)

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発行:ナイデル
四六判
144ページ
上製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-910985-00-8   COPY
ISBN 13
9784910985008   COPY
ISBN 10h
4-910985-00-X   COPY
ISBN 10
491098500X   COPY
出版者記号
910985   COPY
Cコード
C0073  
0:一般 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年5月5日
書店発売日
登録日
2023年3月14日
最終更新日
2023年5月5日
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書評掲載情報

2023-07-16 日本農業新聞
2023-07-10 ハルメク  8月号
2023-05-28 神奈川新聞
評者: 太田有紀
2023-05-23 東京新聞/中日新聞  
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紹介

ウクライナの民族楽器・バンドゥーラ奏者として、全国で年間300公演を超えるコンサート活動を行うカテリーナ。
チェルノブイリ原発から2.5kmの町で生まれ、生後1か月で原発事故に遭遇。その後、被災者の子どもたちの音楽団での活動を経て、19歳から日本で演奏活動を行うようになりました。
そしていま、祖国ウクライナが戦禍に巻き込まれ、平和を願うコンサートを、より活動的に展開しているカテリーナ。

そんな彼女が、戦争のこと、自分を支えてきた音楽のこと、祖国ウクライナのこと、そして生い立ちなど、ステージでは伝えられない胸中を明かしました。

目次

1 生い立ちについて
 ・生まれたのは、チェルノブイリ原発から二・五キロほど離れた場所。
  その約1か月後に原発事故が起こりました。
 ・六歳になったとき、私の「遊び」は終わってしまいました。
 ・日本ってどこにあるの? そう思っていたけど、
  初めて空港に降りた瞬間から、好きになった。

2 音楽について
 ・ウクライナにあった二つのバンドゥーラ工場。
  それはもう戦争でなくなってしまいました。
 ・その場で感じて思ったこと。
  それをそのまま伝え、歌うようにしています。
 ・ずっと好きで歌い続けてきた
  「しあわせの鳥」。

3 戦争のこと
 ・自分の家に帰れなくなる。電話もメールもできなくなる。
  事故や病気ではなく、戦争で。
 ・嬉しいことでも悲しいことでも、
  伝えたいことは、すぐに伝えた方がいい。
 ・自分だけ平和で安全なところにいる。
  親戚や友達、みんな戦争が始まったところにいる。

4 ウクライナのこと
 ・ウクライナはウクライナ。
  ロシアとは文化、伝統、言葉も違うのです。
 ・ウクライナは私にとって「第一のふるさと」。
  そして日本も「ふるさと」なのです。
 ・ウクライナ。それは国民にとっての
  「おかあさん」でもあります。
 ・戦争前の綺麗な景色。そして現在のウクライナの景色。
  ふたつの景色を伝えていきたい。
 
5 そして…夢
 ・前に一歩踏み出すのは、すごく怖い。それでも挑戦する。
  家族と別れて一人になっても、味方がいない時でも。
 ・ほんとうに願うことがあるのなら、
  決してあきらめないでほしいのです。

あとがき

著者プロフィール

カテリーナ  (カテリーナ)  (著/文

ウクライナの民族楽器・バンドゥーラ奏者。
チェルノブイリ原子力発電所から2.5km離れた町、プリピャチで生まれる。生後約30日の時に原発事故で被災し、一家は町から強制退去させられる。
​6歳の時に原発事故で被災した子供たちで構成された音楽団「チェルボナカリーナ」に入団。以降、欧州や日本などの海外公演に多数参加。19歳の時に音楽活動の拠点を東京に移す。
​現在、日本で数少ないバンドゥーラ奏者の1人として、さまざまなコンサートで公演活動を展開中。

上記内容は本書刊行時のものです。