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引き出しに夕方をしまっておいた ハン・ガン(著/文) - クオン
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  書店
地方小|八木|子どもの文化
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引き出しに夕方をしまっておいた (ヒキダシニユウガタヲシマッテオイタ)

文芸
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発行:クオン
四六変形判
縦188mm 横120mm 厚さ13mm
192ページ
仮フランス装
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-910214-28-3   COPY
ISBN 13
9784910214283   COPY
ISBN 10h
4-910214-28-3   COPY
ISBN 10
4910214283   COPY
出版者記号
910214   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年6月30日
書店発売日
登録日
2022年2月11日
最終更新日
2022年9月22日
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書評掲載情報

2023-12-12 oz magazine  2024年1月号(No.621)
評者: 熊谷充紘(twililight店主)
2023-06-08 フェリシモ「Kurasobi」  2023年7月号
評者: 旦悠輔(「自由港書店」店主)
2022-12-15 BRUTUS  2023年1月1・15日合併号
評者: 前田エマ(モデル)
2022-11-28 現代詩手帖  12月号
評者: 福間健二(「翻訳詩集で「旅」をした」)/伊藤幸太(アンケート 今年度の収穫)/森山恵(同)
2022-11-28 現代詩手帖  12月号
評者: 福間健二/伊藤幸太
2022-09-01 現代詩手帖  2022年9月号
評者: 松下育男(詩人)
2022-08-25 クロワッサン  2022年9月10日号
評者: 瀧井朝世(ライター)
2022-08-20 FIGARO japon  2022年10月号
2022-08-09 読売新聞  朝刊
2022-07-28 ELLE  No.455
評者: 石井千湖(書評家)
2022-07-23 西日本新聞  
評者: 丸善博多店 徳永圭子
2022-07-21 統一日報    第7507号
2022-06-29 毎日新聞    夕刊  東京
評者: 渡辺祐真(書評家)
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重版情報

2刷 出来予定日: 2022-09-13
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紹介

回復に導く詩の言葉

ハン・ガンによる詩60篇を、著者の小説を手掛けてきた翻訳家きむ ふなと斎藤真理子の共訳により刊行。
巻末に収録した翻訳家対談では、韓国における詩の受容や詩人としてのハン・ガンなど、広く深みのある話が繰り広げられており読者を韓国の詩の世界へ誘う格好のガイドとなっている。
...........................................

ハン・ガンの小説は美しく、同時に力がある。
繊細さだけではなく強さがある。
その元にあるものがこの詩にあらわれている。
――斎藤真理子

ハン・ガンにとって詩は
内密な自分自身の声に正直なもの。
詩を書くことで、心身のバランスや
問いを直視し続ける力を回復していく。
――きむ ふな
...........................................

目次

一部 明け方に聞いた歌
二部 解剖劇場
三部 夜の葉
四部 鏡のむこうの冬
五部 真っ暗なともしびの家
対談 回復の過程に導く詩の言葉──訳者あとがきにかえて

前書きなど

「ある
 夕方遅く 私は
 白い茶碗に盛ったごはんから
 湯気が上るのを 見ていた
 そのとき 気づいた
 何かが永遠に過ぎ去ってしまったと
 今も永遠に
 過ぎ去っているところだと

 ごはんを食べなくちゃ

 私はごはんを食べた」

ハン・ガン作「ある夕方遅く 私は」

版元から一言

「セレクション韓・詩」は、韓国語で紡がれた同時代の詩のことばを贈るシリーズです。
第1作として、2013年に原書が刊行されたハン・ガン初の詩集『引き出しに夕方をしまっておいた』をお届けします。
著者による詩の朗読音声も公開中です。

著者プロフィール

ハン・ガン  (ハン ガン)  (著/文

著者:ハン・ガン
1970年、韓国・光州生まれ。延世大学国文学科卒業。
1993年、季刊『文学と社会』に詩を発表し、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し作家としてデビューする。2005年、中編「蒙古斑」で韓国最高峰の文学賞である李箱文学賞を受賞、同作を含む3つの中編小説をまとめた『菜食主義者』で2016年にア
ジア人初のマン・ブッカー国際賞を受賞する。邦訳に『菜食主義者』(きむ ふな訳)、『少年が来る』(井手俊作訳)、『そっと 静かに』(古川綾子訳、以上クオン)、『ギリシャ語の時間』(斎藤真理子訳、晶文社)、『すべての、白いものたちの』(斎藤真理子訳、河出書房新社)、『回復する人間』(斎藤真理子訳、白水社)などがある。

きむ ふな  (キム フナ)  (翻訳

翻訳:きむ ふな
韓国生まれ。訳書にハン・ガン『菜食主義者』、キム・エラン『どきどき僕の人生』、キム・ヨンス『ワンダーボーイ』、ピョン・ヘヨン『アオイガーデン』、シン・ギョンスク『オルガンのあった場所』(以上クオン)、孔枝泳『愛のあとにくるもの』(幻冬舎)など。著書に『在日朝鮮人女性文学論』(作品社)がある。韓国語訳書の津島佑子『笑いオオカミ』にて板雨翻訳賞を受賞。

斎藤真理子  (サイトウ マリコ)  (翻訳

翻訳:斎藤真理子
新潟生まれ。訳書にパク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』(亜紀書房)、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(晶文社)、同『すべての、白いものたちの』(河出書房新社)、同『回復する人間』(白水社)、チョ・ナムジュ他『ヒョンナムオッパへ』(白水社)など。
『カステラ』で第1回日本翻訳大賞、『ヒョンナムオッパへ』で韓国文学翻訳賞(韓国文学翻訳院主催)を受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。