版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
SFする思考 荒巻 義雄(著/文) - 小鳥遊書房
.

書店員向け情報

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: 鍬谷
直接取引: あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。
9784909812711

SFする思考 荒巻義雄評論集成

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:小鳥遊書房
A5判
832ページ
上製
価格 5,400円+税
ISBN
978-4-909812-71-1   COPY
ISBN 13
9784909812711   COPY
ISBN 10h
4-909812-71-7   COPY
ISBN 10
4909812717   COPY
出版者記号
909812   COPY
Cコード
C0090  
0:一般 0:単行本 90:文学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年11月25日
書店発売日
登録日
2021年9月17日
最終更新日
2021年12月4日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

「術の小説論」からマニエリスム論へ、50余年の軌跡

世界を思辨するツールとしてのSF。
SFを書くこと、考えることで文明批評をしてきた荒巻義雄は いかにして小説を書き、詩作したのか。 評論するSF作家の思考の全貌
=================
解説「読むことのドラマ:メタSF的実験とマニエリスム的遊戯」
巽孝之(SF批評家、慶應義塾大学名誉教授)

目次

【目次】
◉第一部 SFの理論
第一章 日本戦後SFの思想背景
 A 高度成長と他人指向の時代
 B 構造主義と〈人間の死〉の時代
 C SFとフーコー
 D ポストモダンとアメリカン・サブカルチャー
第二章 道具的哲学思考へ―ジル・ドゥルーズ登場
 A 〈差異と反復〉&〈襞〉の思想
 B 〈アンチ・オイディプス〉という機械
 C 垂直思考からリゾーム的平面思考へ
 D 文言と言説
 E 定住思想から遊牧思想へ
 F ポスト・モダンと記号
 付 章 マルクス・ガブリエルの欲望の哲学史
第三章 SF評論と批評の基礎
 A 日本SFの勃興期
 B 構造主義批評への長い道のり
 C 構造主義とはなにか
 D 〈隠喩〉〈換喩〉〈提喩〉
 E 記号表現と記号内容の切断
 F SFと現象学
 G ロラン・バルト/神話とSFの諸問題
 H ラカン問題
 I メルロ=ポンティ/身体/ロボット
 J 決定論/カオス
 K 集合的無意識と近代理性
 L デリダはSFに馴染む
◉第二部 単行本・文庫解説とわたしの読み方
【単行本・文庫解説】
山尾悠子・著『仮面物語』(徳間書店)/右半球の復権を目指して
田中光二・著『アッシュ―大宇宙の狼』(講談社文庫)/田中光二の文体を論じてみた
平井和正・著『悪徳学園』(ハヤカワJA文庫)/野獣たちの軌跡
川又千秋・著『妖姫のいけにえ』(角川文庫)/わが友へ贈る言葉
豊田有恒・著『持統四年の諜者』(角川文庫)
かんべむさし・著『原魚ヨネチ』(講談社文庫)/怪魚論ほか
山村正夫・著『陰画のアルバム』(徳間文庫)/SF側からみた私の山村正夫論
山村正夫・著『幻の戦艦空母「信濃」沖縄突入』(講談社文庫)/銀色の海、信濃復活
山田風太郎・著『風来忍法帖』(講談社文庫)/山田風太郎の今日性
江戸川乱歩・著『緑衣の鬼』(江戸川乱歩全集十一巻/講談社)/二次元の探鉱者
江戸川乱歩 推理文庫45(海外探偵作家と作品1/講談社)/アニマ・アニムス―乱歩と私
眉村卓・著『遙かに照らせ』(徳間文庫)/眉村SFの秘密―解説に代えて
筒井康隆・著『ベトナム観光公社』(ハヤカワJA文庫)/現代のパンセ―わたしの中の筒井康隆
【わたしの読み方】
『浴槽で発見された日記』(スタニスワフ・レム・著/深見弾・訳/集英社)/レムの教訓
『継ぐのは誰か?』(小松左京・著/早川書房)を読む
『小松左京自伝―実存を求めて』(日本経済新聞出版社)は人生の後書き
『創作の極意と掟』(筒井康隆・著/講談社)を読む
『聖痕』(筒井康隆・著/新潮社)
『老人の美学』(筒井康隆・著/新潮新書)を読む
『モナドの領域』(筒井康隆・著/新潮社)を読む
『漂流―本から本へ』(筒井康隆・著/朝日新聞出版)を読む
『誰にもわかるハイデガー』(筒井康隆・著/河出書房新社)の読み方
『櫻の園』(チェーホフ・著/神西清・訳/新潮文庫)/桜の園はエデンの園か―〈脱構築〉で読む『櫻の園』読解
アントン・チェーホフ『櫻の園』構造分析・講義メモ
『チェーホフも山』(工藤正廣・訳/未知谷)を読む
『竜と宙』(立原透耶・著/幻冬舎コミックス)を読む
『月に吠える』(萩原朔太郎・著/講談社文庫)/精神分析的解読
小松左京マガジン(第三五巻/イオ+角川春樹事務所)拾い読み
『ポストヒューマニティーズ―伊藤計劃以後のSF』(限界研 編/南雲堂)を読む
『「共産主義的SF論」あるいはドゥルーズになれなかった男』(岡和田晃・著)への私的補足
『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷』(岡和田晃・著/アトリエサード発行・書苑新社発売)を読んで
『あしたは戦争―巨匠たちの想像力(戦時体制)』(日本SF作家クラブ・企画協力/ちくま文庫)紹介
緋色の研究と緋文字/コナン・ドイルとホーソーン
ポール・ド・マン―一考察(「思想」/岩波書店)
文学における遺伝の系統樹―長尾重武・編著『ピラネージ《牢獄》論』(中央公論美術出版)を読んで、気づいたこと
ガストン・バシュラール読解
ベーコンとバラード
『J・G・バラード短編全集3―終着の浜辺』(監修・柳下毅一郎+朝倉久志・他訳/東京創元社)を読む
『千年紀の民』(J・G・バラード・著/増田まもる・訳/東京創元社)を読む
『ミレニアム・ピープル』(J・G・バラード・著/増田まもる・訳/創元SF文庫)を読む
『太陽の帝国』(J・G・バラード・著/高橋和久・訳/国書刊行会)を読む
J・G・バラードの文体の秘密(追悼文)
『時の地図』(フェリクス・J・パルマ・著/宮㟢真紀・訳/ハヤカワ文庫)を読む
「デュオ」(飛浩隆・著/『象られた力』所収/ハヤカワJA文庫)一つの解読法
『アンダーグラウンド・マーケット』(藤井大洋・著/朝日新聞出版)を読む
光瀬龍・著『百億の……』の謎は深まる―第三回日本SF評論賞への補足的見解/阿修羅の謎
ほんとうは一番怖い〈存在〉の恐怖
〈悪〉についてのアンケート
『アトミック・ボックス』(池澤夏樹・著/毎日新聞社)を読む
『建築家ムッソリーニ―独裁者が夢見たファシズムの都市』(パオロ・ニコローゾ・著/桑木野幸司・訳/白水社)を読む
年刊日本SF傑作選『さよならの儀式』(大森望・日下三蔵・編/創元SF文庫)紹介
『フランケンシュタインの精神史』(小野俊太郎・著/彩流社)を読む
『スター・ウォーズの精神史』(小野俊太郎・著/彩流社)を読む
『ゴジラとエヴァンゲリオン』(長山靖生・著/新潮新書)を読む
『日本SF精神史―幕末・明治から戦後まで』(長山靖生・著/河出ブックス)を読む
『ビッグデータの衝撃』(城田真琴・著/東洋経済新報社)
SF論争史「近代理性の解体……」の読み方
「季刊・三田文学」(春季号/二〇一九年)特集「世界SFの透視図」の収穫
『現代SFのレトリック』(巽孝之・著/岩波書店)を読む
『想い出のブックカフェ』(巽孝之・著/研究社)を肴に〈批評〉の批評、すなわち〈メタ批評〉を楽しむ方法
『反知性の帝国』(巽孝之・編/南雲堂)―J・カラー式読み方をすれば
『パラノイドの帝国』(巽孝之・著/大修館書店)を読む
『マニエリスム談義』(高山宏×巽孝之・対談/彩流社)を読んで
『荒地』(T・S・エリオット・著)読解の試み
『天才の発想力―エジソンとテスラ、発明の神に学ぶ』(新戸雅章・著/サイエンス・アイ新書/ソフトバンク・クリエイティブ株式会社)を読む
『江戸の科学者』(新戸雅章・著/平凡新書)を読む
『荒海の槍騎兵』(横山信義・著/中央公論新社)と歴史改変
『タイタン』(野崎まど・著/講談社)の静謐さ
『地獄の新地図』(早川書房)の著者、キングズリイ・エイミスについて
『クララとお日さま』(カズオ・イシグロ・著/土屋政雄・訳/早川書房)を読み始める
『ガリヴァー旅行記』(ジョナサン・スウィフト・著/高山宏・訳/研究社)を読む
◉第三部 作家論
円城塔の世界―『道化師の蝶』(講談社)を読む
小谷真理の世界―『女性状無意識―テクノガイネーシス/女性SF論序説』(勁草書房)を読む
巽 孝之の世界―革命
高斎 正の世界―『ニュルブルクリンクに陽は落ちて』を読む
豊田有恒の世界―SF小説と間テクスト性
石原藤夫の世界―車輪生物とアフォーダンス
夢枕 獏の世界――異種混淆する創作術
野阿 梓の世界―『バベルの薫り』(ハヤカワJA文庫)にかこつけて
笠井 潔の世界―風景が語る心理描写と現象学探偵小説
平井和正の世界―ロマン主義者の虎/平井SFの構造
川又千秋の世界―『幻詩狩り』新解釈/Who is Who May?/フー・メイは誰か山野浩一の世界―追悼評論
 第Ⅰ部 山野浩一と別のSF史
 第Ⅱ部 山野浩一ミステリ/一〇項目
眉村 卓の世界Ⅰ―ひとつの不条理
眉村 卓の世界Ⅱ―インサイダー文学論と
わが国初の経済SF/追悼評論
安部公房の世界―外縁の思想と虚数思考
手塚治虫の世界―試論・中年世代の手塚論
小松左京の世界Ⅰ―『空から墜ちてきた歴史』解説(新潮文庫)
小松左京の世界Ⅱ―小松左京の遺産を『継ぐのはだれか』(追悼)
星 新一の世界Ⅰ―純粋小説と星新一(『ひとにぎりの未来』/新潮文庫)解説
星 新一の世界Ⅱ―ショート・ショート着想の背景
筒井康隆の世界Ⅰ―試論・私の筒井康隆考―芥川龍之介は何故、芥川賞をとれなかったか
筒井康隆の世界Ⅱ―エディプス王としての筒井康隆 ―作家以前から筒井康隆へ
筒井康隆の世界Ⅲ―『国文学「解釈と鑑賞」―特集/筒井康隆―現代文学の巨人』を読む/〈筒井康隆解釈〉を巡る私的なメモ
筒井康隆の世界Ⅳ
―文房具言語原論序説/『虚航船団』論
◉第四部 雑記帳
【美術】
「アヴィニョンの娘たち」の謎/解読
ヘルンヴァイン展を見て―ナチス、惨殺 犠牲者の叫び
何が美しいのか。その際、美しいとはいったいなにか―という最終問題
数と芸術の諸問題
美術の運命
瀧口修造とシュールレアリスム
キリコの謎、広場恐怖症
マルセル・デュシャン「大ガラス」の四次元の謎
【科学と精神医学】
鬱病の起源
シャマニズム(shamanism)の起源はどこ?/ゴビ・エデン説
ユングとシャーマンと現代と
『言霊の思想』(鎌田東二・著/青土社)を読む
西暦七七五年のミステリー
「なぜ、鯨を食べてはいけないか」の謎
デジタル社会の危険性
意識と量子論
ブラックホールの図形化問題
時間論と〈術の小説論〉
ラカンとポー「盗まれた手紙」および唯野教授
二一世紀の生物学
【自分史】
私とアメリカとSF
柴野さんと「CORE」の時代
変貌する書斎
アオミドロのプール―私と中島公園
原風景としての小樽―故郷への手紙
私のゴビ
探偵小説と私の歴史
子供怪談は異次元への入口
無言館のこと
スーパースター同級生
「柔らかい時計」探査機フェニックスで火星の北極に
知らずに書いた私の儀典『神聖代』
ご先祖様万歳
【文学】
忍澤勉・著『惑星ソラリス』の理解のために評論
北海道新聞三回連載/現代作家を読むために
筒井康隆―みなぎるエスプリ/スウィフトの風刺の精神を受け継ぐ
星 新一―文章に語りのリズム/作品は小太刀の切れ味
小松左京―宇宙の目で文明批評―猛烈な庶民性漂わせながら
イェイツの〈黄金の鳥〉について
詩・科学・SF/三位一体説(「現代詩手帖/特集・SF×詩/二〇一五年五月号)
【実験小説】
わたしの中のエリオット
ポーの宇宙膨張説
アリスの言語学
オーウェルと言語学
ウェルズと猫と寺田寅彦
「第五回SF評論賞」に関する選考委員長私見
日本語の奇怪さ
卑金属は卑しくない/野阿梓に関する論考
ネオテニーとセカイ系を巡る諸問題
すまいの現象学
芭蕉精神分析「古池や蛙飛び込む水の音」読解
構造主義で読む芭蕉読解
メタ俳句の理論
カフカ―マニエリスム機械
図形記憶の問題
〈移人称小説〉の問題
〈宇宙人はいる〉と〈宇宙人がいる〉の問題
〈火星へ行く〉か〈火星に行く〉かの問題
統合関係(サンタグム)と連合関係(パラディグム)
助詞の研究
副詞の研究
“ゆかし”の謎
SFとフーコー
私の中の原風景―穴居狩猟民として
詩人 新妻博の世界―比喩による解読
原初を目指す詩の言葉
詩の〈言葉〉
「江碧にして……」杜甫
ヘッセとの相似性―詩人・和田徹三追悼
マニエリスム理論によるシュールレアリスムの再定義
アジモフと金融商品
推理小説こそ時代の娘である
ミステリーと自由間接法の問題
パステルナーク・著
『ドクトル・ジヴァゴ』あらすじ
一九五〇年代英国詩とムーブメント派/フィリップ・ラーキン「スキン」を考察
SF評論『地獄の新地図』(山高昭・訳/早川書房)の著者、英国詩人キングズリイ・エイミスについて
押川春浪と紺碧の艦隊
【未来学】
書斎の未来
紡ぐ―二一世紀へ
セカンド・マシン・エイジ“IoT”元年
新型コロナ以後の住宅計画
地政学から地経学へ―地球世界の転換
AIと経済の未来 三〇年後の雇用大崩壊
SF作家の幻視眼―未来はどうなるか?
すべてが加速する世界―二〇三〇年
【思想と宗教】
アバターと鏡像段階
実験的散文詩の試み
『存在と時間』読解補足
(ゾロアスター+グノーシス)×現代美術=救済方程式
四次元主義の哲学
反知性主義って何?
哲学で考える人工知能
暗黙知の問題
SFセミナー二〇〇八年合宿(5/3)における討論の補足―フーコーを巡る諸問題
◉第五部 私の修行時代(同人誌「CORE」「宇宙塵」・他)
【CORE】
クリスはキリストか―フィリップ・K・ディック・著「金色人」について
エリートの文学SF―ディック『高い城の男』に関するノート
筒井康隆著「東海道戦争」について
ベスターの秘密
幻想文学とSF
『科学と神』N・ウィーナー・著(みすず書房)
オーバーロードと悪魔―クラーク『幼年期の終り』についてのノート
楽器か武器か―書評『準B級市民』(眉村卓・著/早川書房)
書評『砂漠の思想』(安部公房・著/講談社)―複眼のハンター
スペース・オペラと自然主義
SFにおけるフィニイの位置
現代日本文学における日本SFの位置
―及びインサイド文学論
書評三題
 『太陽系七つの秘宝』(エドモンド・ハミルトン・著/野田昌宏・訳/早川書房)
 『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン・著/福島正実・訳/早川書房)
 『明日を越える旅』(ロバート・シェクリイ・著/宇野利泰・訳/早川書房)
未来学とSF―未来学におけるSFの可能性
別のSF史
【宇宙塵】
アメリカSF論(Ⅰ~Ⅶ)
  Ⅰ 幻想性とSF性と
  Ⅱ 原型の時代(ポー論)
  Ⅲ 合理対非合理
  Ⅳ ユートピア思想の伝統
  Ⅴ ユートピア思想の伝統(ウェルズ)
  Ⅵ アメリカSFの原精神(バローズ前景)
  Ⅶ SFの構造(パターンの形成)
【SF新聞】
BEMの笑い―グロテスク考―
付録Ⅰ 術の小説論―私のハインライン
  Ⅰ ある独白―またはまえがき
  Ⅱ 術者としてのハインライン
  Ⅲ ではとはなにか
  Ⅳ 初期ハインライン
  Ⅴ 夏への扉――解決されたタブー
  Ⅵ 自由未来――ファーナム氏の自由
  Ⅶ 宇宙の戦士――ハインラインは有罪か
  Ⅷ 異星の客――および結語
付録Ⅱ SFの浸透と拡散、そしてふたたびへ共振―SF戦略論
付録Ⅲ 荒巻義雄論一覧
付録Ⅳ 自著英文翻訳一覧
付録Ⅴ 主要批評理論関係文献
『見えない飛行機』から始まる私的SF史―あとがきに代えて
【追記】「SF思考」か、「SFする思考」か

(解説)
読むことのドラマ――メタSF的実験とマニエリスム的遊戯――(巽 孝之)

著者プロフィール

荒巻 義雄  (アラマキ ヨシオ)  (著/文

1933年小樽市生まれ。早稲田大学で心理学、北海学園大学で土木・建築学を修める。日本SFの第一世代の主力作家の一人。1970年、SF評論『術の小説論』、SF短編『大いなる正午』で「SFマガジン」(早川書房)デビュー。以来、執筆活動に入り現在に至る。単行本著作数180冊以上(文庫含まず)。1990年代の『紺碧の艦隊』(徳間書店)『旭日の艦隊』(中央公論新社)で、シミュレーション小説の創始者と見なされている。1972年、第3回星雲賞(短編部門)を『白壁の文字は夕陽に映える』で受賞2012年、詩集『骸骨半島』で第46回北海道新聞社文学賞(詩部門)2013年度札幌芸術賞受賞2014年2月8日~3月23日まで、北海道立文学館で「荒巻義雄の世界」展を開催。2014年11月より『荒巻義雄メタSF全集』(全7巻+補巻/彩流社)を刊行。2017年には『もはや宇宙は迷宮の鏡のように』(彩流社)を満84歳で書き下ろし刊行。2019年、北海道文学館俳句賞・井手都子記念賞、伝奇ロマン復活第一弾『有翼女神伝説の謎』(小鳥遊書房)を刊行。2020年伝奇ロマン復活第二弾『高天原黄金伝説の謎』(小鳥遊書房)を刊行。現在も生涯現役をモットーに、作家活動を続けている。

上記内容は本書刊行時のものです。