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いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか〈アーサー版〉 岡本 広毅(編) - みずき書林
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詳細画像 0

いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか〈アーサー版〉 変容する中世騎士道物語

発行:みずき書林
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ18mm
重さ 430g
368ページ
並製
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-909710-05-5
Cコード
C0090
一般 単行本 文学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年3月20日
書店発売日
登録日
2019年1月15日
最終更新日
2019年7月17日
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書評掲載情報

2019-07-12 朝日新聞  
評者: ハコオトコ
2019-05-04 産經新聞  朝刊
評者: 橋本麻里

重版情報

2刷 出来予定日: 2019-03-25

紹介

学術とポップカルチャーを架橋する!
エクスカリバー・聖杯……ランスロット・ガウェイン・ガラハッド・マーリン……
Fate、ドラクエ、ファイナルファンタジーから宝塚、カズオ・イシグロまで。
漫画・アニメ・ゲーム・文学に圧倒的影響を与え続けるアーサー王伝説。
中世研究者・作家・ゲームライター・漫画家など多彩な顔触れが集結し、騎士道ファンタジーの王道を徹底解剖! 最新の研究・受容動向がわかるだけでなく、ゲーム・漫画・二次創作のネタ本としても必携!!

本書は王道のアーサー王&グィネヴィアバージョン!
※本書はカバーが3種類ありますが内容は同じものです。

目次

序論/岡本広毅

第1部 受容の黎明期
〈アーサー王が海を越えて日本へやって来たこと。明治・大正期の騎士と武士の混合。夏目漱石が日本初のアーサー王小説を書いたこと。日本人研究者の貢献。〉
明治・大正アーサー王浪漫――挿絵に見る騎士イメージの完成過程/山田 攻
日本初のアーサー王物語――夏目漱石「薤露行」とシャロットの女/不破有理
愛か忠誠か――『こころ』に見るランスロット像/小谷真理
​「アストラット」から「アスコラット」へ――日本から発信された中世の再発見/髙宮利行

第2部 サブカルチャーへの浸透
〈アーサー王と円卓の騎士たちがその名声を高めていったこと。アニメ、ゲーム、舞台で活躍する騎士たち。ご当地化・女体化するアーサー王伝説。〉
テレビアニメーション『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』における日本のアーサー王原像/塩田信之
一九八〇年代アキバ系サブカルチャーにおける「アーサー王物語」の受容/森瀬 繚
宝塚のアーサー王物語――バウ・ミュージカル『ランスロット』/小路邦子
女性アーサー王受容之試論――「Fate」シリーズを中心に 滝口秀人
『ドラゴンクエストXI』における騎士道とアーサー王/小宮真樹子

第3部 君臨とさらなる拡大
〈さまざまな冒険のすえ、高貴なるアーサー王と円卓の騎士たちが現代日本サブカルチャーにおける英雄となったこと。語り直されるアーサー王伝説。騎士たちのグローバルな活躍。〉
私の『アーサー王の世界』――リライトは楽し/斉藤 洋
対談 永遠の王アーサーと『金色のマビノギオン』/山田南平―小宮真樹子
カズオ・イシグロのアーサー王物語――ノーベル賞作家はガウェイン推し/岡本広毅
イングランドとアメリカのポピュラーカルチャーにおけるアーサー王伝説/アラン・ルパック(杉山ゆき訳)

コラム:沈め! アーサー王物語の沼/椿 侘助

資料
若者500人に聞きました――アーサー王伝説アンケート
語り継がれるアーサー王伝説――一次資料集
独断と偏見によるアーサー王用語集
作品によって異なるものの、ある程度は参考になるかもしれない人物相関図
過去と未来の王の軌跡――アーサー王伝説にまつわる主要な出来事

あとがき/小宮真樹子

前書きなど

アーサー王物語は浸透し、独自の発展を遂げています。
絵本や小説、映画はもちろんのこと、アニメ、マンガ、テレビドラマや演劇舞台、ライトノベル、ソーシャルゲーム、二次創作の領域において、さらなる「冒険のフィールド」を広げているのです。本書では、そのような状況に目配せし、西洋の一大英雄譚がいかにして日本に取り入れられ、どのように受容・享受されてきたかを探ります。
「マーリンとは誰?」「アーサー王は女性なの?」―――こうした素朴な問いに答えるべく、日本とアーサー王物語との出会いと変遷について、学術的調査と知見に基づく情報を提供できればと考えます。アーサー王の世界に関心を持った読者の知的好奇心の受け皿として、本書が学術と娯楽の橋渡しになることを強く望んでいます。
(岡本広毅『序文より』)

版元から一言

本書は『金色のマビノギオン』『紅茶王子』で知られる山田南平先生書き下ろしの美しいイラストを用い、アーサー版、ランスロット版、ガウェイン版と3種類の装丁を用意しております。
お好きなデザインの装丁を楽しんでください。
※本書はカバーが3種類ありますが内容は同じものです。

著者プロフィール

岡本 広毅  (オカモト ヒロキ)  (

岡本広毅(おかもと・ひろき)
1984年生まれ。立命館大学文学部准教授。国際アーサー王学会日本支部、日本中世英語英文学会、日本英文学会、西洋中世学会会員。専門は中世イギリスの言語と文学。『ケルト文化事典』(共著、2017年)、『英語学:現代英語をより深く知るために―世界共通語の諸相と未来』(共著、2016年)、“Gawain’s Treachery on the Bed: Trojan Ancestry and Territory in Sir Gawain and the Green Knight,” Studies in English Literature, no. 56 (2015)など。

小宮 真樹子  (コミヤ マキコ)  (

小宮真樹子(こみや・まきこ)
1979年生まれ。近畿大学文芸学部准教授。国際アーサー王学会日本支部、日本中世英語英文学会、西洋中世学会会員。専門はトマス・マロリーを中心としたアーサー王伝説。『幻想と怪奇の英文学』シリーズ(共著、2014年~)、『アーサー王物語研究』(共著、2016年)、"Here Sir Gawayne Slew Sir Vwayne His Cousyn Germayne": Field’s Alteration on Malory’s Morte Darthur," Poetica, no. 83(2015)など。

上記内容は本書刊行時のものです。