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はじめてのびわこの魚 黒川 琉伊(絵・文) - 能美舎
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はじめてのびわこの魚 (ハジメテノビワコノサカナ)

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発行:能美舎
A4横判
縦210mm 横297mm 厚さ11mm
48ページ
上製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-909623-09-6   COPY
ISBN 13
9784909623096   COPY
ISBN 10h
4-909623-09-4   COPY
ISBN 10
4909623094   COPY
出版者記号
909623   COPY
Cコード
C8740  
8:児童 7:絵本 40:自然科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年7月1日
書店発売日
登録日
2022年5月16日
最終更新日
2022年11月8日
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受賞情報

安藤忠雄文化財団第一回「環境賞」

重版情報

2刷 出来予定日: 2022-10-20
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中学3年生の著者が描く「はじめてのびわこの魚」は、子どもも大人も夢中になれる図鑑絵本。安藤忠雄文化財団第一回「環境賞」受賞!各メディアでも大反響をいただき、重版出来です。

紹介

2歳から4000日以上、びわ湖に通い続けた少年があふれる魚愛を200色の色鉛筆を使って描き綴ったフィールドノートを熱量そのままに掲載。描いた魚は、琵琶湖淀川水系に生息する魚50種。びわ湖を守るために知ってほしい「絶滅危惧種」「固有種」「国内外来種」「国外外来種」「国指定特別外来種」「県指定外来種」をマークで表記。
コピーして使える観察日記、探し物ゲームも。この本に出会ったら、みんなも魚が好きになる。滋賀県立琵琶湖博物館 高橋啓一館長推薦!
「14歳の瞳に映る魚はこんなにも躍動的で美しい!」

目次

はじめに
目次
この本の読み方
琵琶湖って?生き物の楽園
スナヤツメ
ニホンウナギ
オイカワ
魚の体①コイ科の魚で見てみよう!
ハス
ヌマムツ
ウグイ
コイ
ニゴロブナ
ゲンゴロウブナ
アブラヒガイ
ビワヒガイ
ワタカ
ニゴイ
本モロコ
スゴモロコ
カマツカ
ヨドゼゼラ
ドジョウ
オオガタスジシマドジョウ
ヨドコガタスジシマドジョウ
ビワコガタスジシマドジョウ
ナマズ
イワトコナマズ
ビワコオオナマズ
ビワコオオナマズの産卵
ビワマス
アマゴ
アユ
ハリヨ
ブルーギル
オオクチバス
オヤニラミ
ウツセミカジカ
イサザ
魚の体②ハゼ科の魚で見てみよう!
ビワヨシノボリ
オウミヨシノボリ
カムルチー
小魚をとる
かんさつにっき
おわりに

前書きなど

はじめまして。ぼくは黒川琉伊、琵琶湖に生息する中学3年生です。
みなさんはびわ湖って知っていますか?
日本で一番大きくて、一番古い湖です。
びわ湖には、独自の進化をとげた固有種や、他の場所ではすでに絶滅してしまった生き物たちが、たくましく暮らしています。
ぼくはそんなびわ湖が大好きで、2歳のころから毎日通い続けています。
四季を通して変化する魚たちの美しい婚姻色(繁殖期に現われる体の色)は、色鮮やかで自然光の中では虹色の輝きをまといます。
本書では、ぼくが大好きでたまらないびわ湖の魚たちの一番美しくてかっこいい姿を紹介します。
どこからでも、好きなところから開いてください。どのページにも、ぼくが興味を持って調べたことや、その魚の好きなところなどをたくさん書き込みました。
この本の読み方のページでは、観察する上で知ってほしい「絶滅危惧種」や「特定外来生物」などの説明をしています。
当てはまる魚には、それぞれのマークをつけています。
本書を読んだら、ぜひ身近な川や水路に出かけてみてください。
ぼくが描くより、もっとずっと美しい魚たちに、出会えるはずです。

版元から一言

彼の絵に出会うまで、淡水魚ってなんだか地味で、どれも同じに見えるなぁ…と思っていました。著者の黒川琉伊君は2歳から毎日欠かさず琵琶湖に通う、琵琶湖が大好きすぎる魚博士。彼の描いた絵はどれも鮮やかで輝きをまとい、躍動的です。彼の瞳を借りれば淡水魚もこんなに美しいのかと驚きました。また、魚のイラストの横に書き込む膨大な量の情報は、彼がページがばらばらになるまで読み込んだ図鑑などから集めたデータです。県立琵琶湖博物館の学芸員チェックも受け、館長からの推薦文もいただきました。
情報はあえてテキスト化せず、手書きのまま載せました。筆者の「好き」を画面を通して感じてほしいと思います。きっとこの本に出合えば、どんな子も魚が好きになるはずです。
絵本製作のはじまりは、「琵琶湖の環境をまもりたい。だから琵琶湖を好きになってくれる人を増やしたい」という彼の純粋な気持ちがきっかけでした。絵本を読んでくれた方が、身近な自然に関心を持ち、環境を守りたいと思ってくれるその一歩となれば、制作チーム一同本望です。

著者プロフィール

黒川 琉伊  (クロカワ ルイ)  (絵・文

2007年滋賀県大津市生まれ。2歳半から魚に興味を示し、ほぼ毎日、琵琶湖博物館通いがはじまる。5歳、魚の絵をたくさん描くようになり、幼稚園でついたあだ名は「こざかな君」。7歳、自宅の水槽に固有種ワタカを迎え入れるも、その後加えたヨシノボリに食われるのを目の当たりにして、食物連鎖の厳しさを知るきっかけに。
10歳、ラムサールびわっこ大使に就任し世界湖沼会議に出席。13歳、海と日本プロジェクト「海のキッズサポーター」に就任。キッズサポーター全国プレゼン大会に出席し、琵琶湖の魚を紹介する。魚を採ることも、育てることも、食べることも、絵を描くことも大好き。自作の水槽で魚の飼育、観察を楽しみながら自分なりの研究を進めている。

上記内容は本書刊行時のものです。