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直接取引:あり(自社)
菊とギロチン ーやるならいましかねえ、いつだっていましかねえ
発行:タバブックス
四六判
432ページ
並製
価格
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年7月
- 書店発売日
- 2018年7月11日
- 登録日
- 2018年6月12日
- 最終更新日
- 2018年7月12日
紹介
関東大震災直後、急速に不寛容な社会へとむかう時代、女相撲とアナキストが出会った-
鬼才・瀬々敬久、構想三十年の入魂作『菊とギロチン』に、異色の政治学者・栗原康がガブリ寄り!希代の取組による破壊的創作評伝小説誕生。
女相撲はアナーキー。この腐った社会にハリテ一発、土俵そのものをひっくりかえせ‼
目次
(一)おら、つよぐなりでえ!
(二)みんな鬼に喰われちまえだァ
(三)不逞じゃねえよ、太えだよ
(四)やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ
(五)なめんじゃねえ!
小説・その後の菊とギロチン 瀬々敬久
あとがき
版元から一言
本書は、2018年7月公開の瀬々敬久監督映画『菊とギロチン』を、『はたらかないで、たらふく食べたい』でもおなじみ栗原康が小説として作り上げた作品です。
大正時代に実在した興行「女相撲」と、アナキスト集団「ギロチン社」が出会うというオリジナルストーリーを、アナキズムを専攻する栗原氏の真骨頂、憑依文体の評伝小説に仕上げました。
震災、国粋主義、貧困、格差など、物語は現代との共通性も感じられ、本書でもその背景を分析しています。ぜひ映画とともに本書にもご注目いただければ幸いです。
上記内容は本書刊行時のものです。