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冥顕の哲学1 死者と菩薩の倫理学
発行:ぷねうま舎
四六判
282ページ
上製
価格
2,600円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年11月23日
- 書店発売日
- 2018年11月23日
- 登録日
- 2018年10月24日
- 最終更新日
- 2018年12月4日
書評掲載情報
2019-01-06 |
読売新聞
朝刊 評者: 山内志朗(慶應大学教授、倫理学者) |
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紹介
人の間の公共性の領域〈顕〉に対して、不可知の霧に包まれた〈冥〉という場所、そこには他者、死者そして神仏が息づく。日本の中世思想に由来する「冥顕」の構造をもって、現代の哲学的・思想的な閉塞状況に立ち向かう「死者の哲学」と「菩薩の倫理学」。
仏教学から出発し、日本思想史の壮大な流れに立つ著者が、生を導く普遍的な価値を再生しようとした四半世紀にわたる哲学の格闘を集成する。
目次
序 章 見えるもの、見えざるもの──顕と冥の世界観
Ⅰ 死者と冥顕の哲学
第一章 哲学としての懺悔道──田辺哲学再考1
第二章 懺悔道と親鸞──田辺哲学再考2
第三章 他者・死者と場所──西田・田辺の哲学と現代
第四章 死者と時間──時間はどこに生まれるか
Ⅱ 菩薩の倫理学へ
第五章 仏教と哲学
第六章 宗教間対話を可能にする理論を求めて
第七章 哲学・神学から仏教へ
第八章 伝統思想から菩薩の倫理学へ
第九章 菩薩の倫理学
終 章 苦闘する哲学──私性からの出発
上記内容は本書刊行時のものです。