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うつ病とサッカー
元ドイツ代表GKロベルト・エンケの隠された闘いの記録
発行:ソル・メディア
四六判
縦188mm
横130mm
厚さ30mm
重さ 502g
528ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2018年12月12日
- 書店発売日
- 2018年12月12日
- 登録日
- 2018年11月11日
- 最終更新日
- 2018年12月6日
書評掲載情報
2019-05-26 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
これは悲劇の物語ではなく、うつ病の啓蒙書である
数々のベストセラーと並び
William Hill Sports Book of the Year受賞
傑作ノンフィクション
元ドイツ代表G K エンケは
模範的なエリートアスリートであり、
成功の絶頂にいた。
彼はなぜ、自ら命を絶ったのか?
心の病は誰にでも襲いかかる。
大事なのは社会の理解である。
――ロベルト・エンケの死によって、
私たちがうつについてほとんど何も知らないことに気づいた。
私たちはうつについて話すことの困難さを突然自覚したのだ。
ロベルトと同じように、私たちは自身のうつのこと、
家族のうつのことは隠す方が良いと思っていた。
(中略)ロベルトに死が解決法だという誤った考えを抱かせた
病の強さとは何なのだろう?
彼のように繊細な人間が、
愛した人たちや自分が身を投げた列車の運転手に苦痛を与えることを考えないとは、
一体どんな闇を生きなければならなったのだろう?
うつとともに生きるとは、いつでも再発し得ると考えながら生きるとは、どういうことなのか?
恐怖することを恐れるとは、どういうことなのか?
ロベルト・エンケは答えを見つけたがった。
私ではなく彼こそがこの本を書くことを望んでいたのだ。
(序章より抜粋)
上記内容は本書刊行時のものです。