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音を大きくする本
音圧をあげるための基本からプロレベルまでそのテクニックのすべて
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2006年11月
- 書店発売日
- 2006年11月13日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2021年7月24日
重版情報
11刷 | 出来予定日: 2019-02-21 |
10刷 | 出来予定日: 2015-01-15 |
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音圧を上げるための本の定番書として多くの方にいまも活用いただいています。2018年にも雑誌ポパイの特集で「DTMを始めた中学生がいたらプレゼントしてあげたい本、ナンバーワンです!」とミュージシャンのtofubeatsさんに紹介していただいたほど。まだまだ多くの音楽を作ったり録音したりする方にご活用いただきたい1冊です。 |
紹介
本書をすべてマスターすれば、“音が小さいなぁ”と悩むことはもうなくなります。音楽制作の過程で音を大きくしたいと思うことはよくあるもの。そのためには、コンプレッサーやイコライザー、リミッター等を使います。それらは単独で使うより複合的に使った方が音圧が上がります。ソースが“2mix”か“バラ録”かによっても変わってきます。本書は、そのケースごとに音圧の上げ方を指南。迫力あるサウンドを作り上げることができます。
そうしたテクニックを本書では相撲の番付に見立てて説明しました。2mixをソースとした“小結級”や“関脇級”でも音圧は上がりますが、市販CDほどには上がらないでしょう。高い音圧を得るにはさらに“大関級”のテクニックが必要です。“横綱級”まで行けば十分な音圧を得ることができます。各レベルのスキルを十分マスターして最終的に横綱級の十分な音圧を楽しんでください。
目次
第1章 小結級
2mixにコンプをかける
1. コンプレッサーで音圧を上げる
2. コンプレッサーの各パラメーター
3. コンプレッサー+リミッター
4. 市販のマスタリングソフトを使う
第2章 関脇級
2mixにイコライザー+コンプをかける
1. 超低音域のヒミツ
2. 中音域のヒミツ
3. 高音域のヒミツ
4. イコライザーにコンプレッサーをかける
5. さらにリミッターをかける
第3章 大関級
バラ録し、各パートにエフェクターをかける
─理論編─
1. “バラ録” とは
2. 間違いだらけのコンプ使用法
3. 正しいコンプ使用法
4. 音圧の高い波形とは?
─実践編─
1. BassDrum(BD)の音圧上げ
2. Bass の音圧上げ
3. BD とBass のコンビネーション
4. SnareDrum(SD)の音圧上げ
5. Hihat の音圧上げ
6. その他の金物系について
7. 金物系のPan(定位)について
8. Piano の音圧上げ
9. Pad の音圧上げ
10. Strings の音圧上げ
11. Guitar の音圧上げ(Guitar-1、2、3共通)
12. 音のバランスとマスターボリューム
13. マスタートラックでの音圧上げ
第4章 横綱級
アレンジを見直す
1. 部分的なピークを抑える
2. 楽曲構成的なピークを抑える
前書きなど
本書はズバリ、音圧を上げるための本だ。
“とにかく大きい音で曲を仕上げたい” という人はきっとその答えが見つかるだろう。本書をすべてマスターすれば、「音が小さいなぁ」と悩むことはもうなくなる。
音圧を上げるためにはコンプレッサーやイコライザー、リミッター等を使うが、それらを単独で使うより複合的に使った方が音圧が上がる。ソース(音素材)が“2mix” か“バラ録” かによっても音圧は違ってくる。それらを本書では相撲の番付に見立てて説明している。
2mix をソースとした“小結級”、“関脇級” でも音圧は上がるが、市販のCD ほどには上がらないだろう。高い音圧を得るにはさらに“大関級”のテクニックが必要だし、“横綱級” まで行けば十分な音圧を得ることができるだろう。しかしだからといって“横綱級” だけ読めばいいというものではない。各級には音圧を上げるためのヒントがたくさん盛り込まれているので、すべてのスキルをマスターして最終的に横綱級の十分な音圧を楽しんで欲しい。
版元から一言
趣味からプロまで、CDに最大限の音をきれいに収録したいという思いは共通です。本書は、その方法を平易に解説しています。増刷を重ねて定番書となりました。各分野のクリエイターの方々や技術者の方々からも高い評価を得ています。CD制作をしたいと思ったら、ぜひ一度お読みください。
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。