版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
ジュスタ パウル・ゴマ(著) - 松籟社
.
詳細画像 0
東欧の想像力 18

ジュスタ
原書: Justa

発行:松籟社
四六判
208ページ
上製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-87984-393-7
Cコード
C0397
一般 全集・双書 外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年10月9日
書店発売日
登録日
2020年9月25日
最終更新日
2020年10月13日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

単一政党体制下の1950年代ルーマニア。作家・批評家養成機関「文学学校」に入学した語り手「ぼく」は、ひとりの女子学生と出会う。「正義の女」=ジュスタとあだ名された彼女を待ち受ける苦難とは――ルーマニアの反体制派の代表と目される作家パウル・ゴマが、学生時代を回想して綴る自伝的小説。

著者プロフィール

パウル・ゴマ  (ゴマ パウル)  (

1935年、ベッサラビア(現モルドバ共和国)に生まれる。ミハイ・エミネスク文学・文芸批評学校に入学、のちブカレスト大学文学部に転入。1956年のハンガリー動乱に際し、抗議行動を描いた小説を学部の創作ゼミナールで発表、学生扇動のかどで逮捕される。矯正服役2年と自宅軟禁3年の後、肉体労働に従事。1966年に文芸誌の短編賞を受賞、以後活発に作品を発表するも、体制への非妥協を貫くその姿勢から、活動に掣肘をこうむり続けた。翻訳を通じて西側諸国で注目される一方、本国では孤立を深める。チェコスロバキアの「憲章77」に賛同したことで社会主義への裏切り者とされ、セクリターテの拷問を受け、投獄。その後国外追放処分となり、フランスに亡命した。異国の地で非妥協の声を上げ続けたが、2020年、COVID-19(新型コロナウィルス感染症)により逝去。

住谷 春也  (スミヤ ハルヤ)  (

1931年群馬県生まれ。東京大学文学部卒業。出版社勤務を経て、ルーマニアに留学し、ブカレスト大学文学部博士課程修了。以後、ルーマニア文学の研究・翻訳に専念。リビウ・レブリャーヌ『大地への祈り』(1985年日本翻訳者協会特別翻訳功労賞)、同『処刑の森』、ザハリア・スタンク『ジプシーの幌馬車』(いずれも恒文社)、ミルチャ・エリアーデ『令嬢クリスティナ』『妖精たちの夜』『マイトレイ』『エリアーデ幻想小説全集・全3巻』(いずれも作品社)、ミルチャ・カルタレスク『ぼくらが女性を愛する理由』(松籟社)、ギョルゲ・ササルマン『方形の円』(東京創元社)など訳書多数。
2004年、ルーマニア文化功労コマンドール勲章受章。2007年、ナサウド市名誉市民。

上記内容は本書刊行時のものです。