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患者と医療従事者の権利保障に基づく医療制度 岡田行雄(著/文 | 編集) - 現代人文社
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患者と医療従事者の権利保障に基づく医療制度 新型コロナウイルス禍を契機として考える

社会科学
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発行:現代人文社
四六判
208ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-87798-777-0   COPY
ISBN 13
9784877987770   COPY
ISBN 10h
4-87798-777-0   COPY
ISBN 10
4877987770   COPY
出版者記号
87798   COPY
 
Cコード
C3036
専門 単行本 社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年3月26日
書店発売日
登録日
2021年3月6日
最終更新日
2021年3月8日
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書評掲載情報

2021-05-29 日本経済新聞  朝刊

紹介

2020年に世界を駆けめぐった新型コロナウィルス禍は、我が国にも大きな影響を与えた。医療現場はその最も大きな影響を受けた場所と言っても過言ではない。陽性反応者やその家族だけでなく医療従事者にまで差別が及ぶ。病院を辞める医師や看護師も多く生まれている。また、新型コロナ患者の治療に取り組んだ結果として赤字を余儀なくされ病院の経営に深刻なダメージを負う。

これは新型コロナ禍を引き金として、我が国の医療制度の脆弱さを炙り出されたといえる。これまで、我が国の医療制度・医事法は、真に国民・市民の命と健康を守るものであったといえるであろうか。患者の権利保障と医療従事者の権利保障という視点が欠けている医療制度・医事法が、コロナ禍をめぐる危機的状況の背景の一つとして挙げることができるのではないであろうか。コロナ禍は我が国の医療制度の脆弱性の延長線上に存するものではないであろうか。

患者と医療従事者の権利保障を基軸に据え、我が国の医療制度の脆弱性の原因を検討し、既存の関係法規の概説にとどまることなく、医療制度・医事法の改革の道筋を提示する。

目次

Prologue 新型コロナウイルス禍で露呈した患者の人権なき医療の脆弱性 (岡田行雄)

Chapter.1 日本におけるこれまでの感染症対策 (内山真由美)

Chapter.2 新型コロナウイルス禍におけるルールのあり方――「濃厚接触者」を例にして (岡本洋一)

Chapter.3 新型コロナウイルス禍からみる「医療を受ける権利」(大場史朗)

Chapter.4 新型コロナウイルス禍に考える精神科医療のあり方(内山真由美)

Chapter.5 新型コロナウイルス禍で顕在化した医療費抑制政策の問題点と医師の労働問題 (櫻庭 総)

Chapter.6 新型コロナウイルス禍を契機として専門家と国の関係を考える (大薮志保子)

Chapter.7 医師(医療従事者)の養成システムを見つめ直す (森尾 亮)

Chapter.8 新型コロナウイルス禍で露呈した地方発の医療崩壊を乗り越えるには (岡田行雄)

Epilogue 新型コロナウイルス禍の克服に向けて (岡田行雄)

Column1 特措法と感染症法の改正
Column2 COVID-19と業務妨害罪
Column3 一斉休校、外出自粛、休業要請
Column4 介護崩壊を防ぐことは医療崩壊を防ぐこと
Column5 コロナ禍におけるマスメディアの報道
Column6 強制入院と人権擁護システム

著者プロフィール

岡田行雄  (オカダユキオ)  (著/文 | 編集

岡田行雄(おかだ・ゆきお)
熊本大学大学院人文社会科学研究部(法学系)教授。1969年生まれ、長崎市出身。1991年九州大学法学部卒業。1996年九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。1996年九州大学法学部助手を皮切りに、聖カタリナ女子大学社会福祉学部専任講師、九州国際大学法学部助教授を経て、熊本大学法学部准教授。2010年5月同教授。2017年4月から現職。主要業績として、『少年司法における科学主義』(日本評論社、2012年)、編著『非行少年のためにつながろう!』(現代人文社、2017年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。