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続編キラキラどもる子どものものがたり 堅田 利明(著/文) - 海風社
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在庫ステータス

在庫あり

取次情報

取次: 楽天|地方小
直接取引: あり(自社)

続編キラキラどもる子どものものがたり 少年新一の成長記

教育
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発行:海風社
A5判
縦210mm 横150mm 厚さ12mm
212ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-87616-027-3   COPY
ISBN 13
9784876160273   COPY
ISBN 10h
4-87616-027-9   COPY
ISBN 10
4876160279   COPY
出版者記号
87616   COPY
 
Cコード
C0093
一般 単行本 日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年11月
書店発売日
登録日
2013年10月30日
最終更新日
2013年10月31日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2018-04-20

紹介

2007年に出た『キラキラ どもる子どものものがたり』の続編!
「どもる」ということがどういうことか、身近にあっても正しく理解できていない「吃音」
「吃音で悩んでいる子どもやその家族等の助けになるような本を作りたい」という著者の想いから生まれた一つの物語。
中学生になった「吃音」のある主人公、新一少年は多感な時期を日々どう生き、成長していくのか。
「吃音」で悩んでいる思春期の子どもやその周りのあらゆる人待望の「キラキラ」少年版。

目次

別 れ
中学校に入学
才能と吃音(きつおん)
親の役割(やくわり)
吃音は個性か? 
吃音の啓発(けいはつ)
喧嘩(けんか)
高校受験・面接
ひげ先生との再会(さいかい)
あとがき

前書きなど

 あとがき
『キラキラ どもる子どものものがたり』の初版から七年ぶりにようやく本編を世に送り出すことができました。時間がかかりすぎてしまったことは反省です。もっと早くにと思いながら、一方では、本当に書きたいこと、書かなければならないと思えることが満ちあふれてくるまであたためてきたといえば格好がいいように聞こえるかもしれません。実際は、雑務に追われ、落ち着いて着手できなかったというのが本音です。ですがこの間、多くの子どもたちやご家族とお会いできました。そして、たくさんお話を聞かせていただき、考えたり感じたことが山のようにありました。前編に続き本編も、子どもや親御さんと実際に交わした言葉のやり取りをできるだけ再現しています。作文やお手紙も、お役に立てるならと、快く掲載を承諾してくださいました。いま伝えたいと思っていること、一緒に考えてもらえたらと思うことを本編に書き込むことができたと思います。そして改めて感じるのは、七年前の自分とはずいぶん違ってきていることです。それを成長と呼んでいいかどうかは別として、この先もどんなふうに変わっていくのかが楽しみでもあります。
 前編『キラキラ どもる子どものものがたり』をこれまでいったい何十回読んだことでしょうか。読む度にわき起こってくる感情はいまでも新鮮に感じられます。そして、ここに書かれていない言葉や情景、思い、そういったものの数々が自然と呼び起こされてくる感じがします。不思議なことなのですが、これは自分が書いたんだ、という感覚はもはやなくなっています。手元から離れ、一人歩きを始めています。
 本編は、新一がひげ先生と別れるところから始まります。新一の精神的な成長と、母、容子の心情を丁寧に追いかけながら記しました。ひげ先生の人となり、村井先生の吃音観も文章の中に織り込んでいます。そして、吃音の説明やかかわり方の一つのスタイルを提案しています。題材は吃音なのですが、吃音に限らず子育て全般において考えていただきたい内容です。園や学校で取り組んでもらえたらと思うところも記しています。
 これまで頂いた感想の中に、「新一の母、容子のような母にはとてもなれない」と話された方が少なくありません。ひげ先生のような先生になれないとか、こんな先生いないとか、新一のような子どもなんかいるのだろうかと言われます。まったくの空想劇を書いているわけではありません。私たちの気持ちの中に、新一の母のように、ひげ先生のように、または新一のように、ほんの少しでも共感できたり、そんなふうでありたいと願う気持ちはないでしょうか。たとえそれがほんの一部であったとしても、それはそれでいいのではないでしょうか。
 皆様のいまの生活がまずは何よりも大切であって、それらを違う角度から眺めてみることや味わってみるためのヒントとして本編をお読みいただければ幸いです。
 この後、新一が大人になっていく過程をぜひとも記していきたいと思っています。そのためには、さらにエピソードの数々をしっかりと蓄え、肥やしていくための時間が必要です。これから出会う親子から、先生から、引き続き学びがあることを楽しみにしています。
 前編と同様、本編もできれば何度かお読みいただきながら、その度ごとに違った味わいを感じ取っていただければ幸いです。

版元から一言

言語聴覚士 堅田利明先生の人気の教育ものがたり、待望の続編。

著者プロフィール

堅田 利明  (カタダ トシアキ)  (著/文

1964年、大阪生まれ。
1987年、大阪教育大学特殊教育特別専攻科言語・聴覚障害児教育課程修了。
知的障害児・肢体不自由児通園施設、養護(支援)学校、大阪市立小児保健センター言語科を経て、1992年、大阪市立総合医療センター 小児言語科勤務、京都教育大学非常勤講師。言語聴覚士。
著書『キラキラ どもる子どものものがたり』(海風社 2007)、『特別支援を難しく考えないために―支援教育が子ども達の心に浸透するように』(海風社 2011)
共著『子どもがどもっていると感じたら―吃音の正しい理解と家族支援のために―』(大月書店 2004)、『シリーズ きこえとことばの発達と支援 特別支援教育における吃音・流暢性障害のある子どもの理解と支援』(学苑社 2013) など

上記内容は本書刊行時のものです。