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原発避難者「心の軌跡」 実態調査10年の〈全〉記録
発行:公人の友社
A5判
定価
2,700円+税
- 書店発売日
- 2021年3月2日
- 登録日
- 2021年2月16日
- 最終更新日
- 2021年2月16日
書評掲載情報
2021-04-17 |
朝日新聞
朝刊 評者: 戸邉秀明(東京経済大学教授・日本近現代史) |
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紹介
2011年3月11日の東日本大震災で、福島第一原発は11・5~15・5メートルの津波に襲われた。
原発事故の翌月、県内にとどまらず、県外にも避難する人が増え続ける中、朝日新聞東京本社の記者が、旧知の今井照・福島大学行政政策学類教授(当時)に声を掛けた。避難者がどういう環境に置かれ、何を考えていて、いま何が必要なのか、至急調べたいので協力してほしい――。こうして始まったのが、のちに10年続くことになる「原発避難者の実態調査」だ。(プロローグより)本書はその〈全〉記録である。
目次
プロローグ 11
第1章 〈インタビュー〉20人の「心の軌跡」 23
第2章 20人の「心の軌跡」を読み解く 105
第3章 〈全記録〉から見える10年の変化 155
第4章 〈全記録〉から見える10年のその時 189
第5章 原発避難の特質―「跛行性」「孤立」「感情被害」 231
第6章 「復興」の蹉跌―私たちはどこで何を間違えたのか 261
エピローグ 282
《資料1》調査概要 (1)
《資料2》〈全記録〉1次から10次調査 (11)
上記内容は本書刊行時のものです。