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心と身体のあいだ
ユング派の類心的イマジネーションが開く視界
発行:大阪大学出版会
四六判
208ページ
並製
定価
1,900円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年1月16日
- 書店発売日
- 2019年1月18日
- 登録日
- 2018年12月17日
- 最終更新日
- 2021年10月6日
紹介
無意識の最深層では、心と身体ををつなぐ移行的領域である類心的無意識に至る。ユングが提唱したこの概念は、内因性精神病、器質性精神障害、発達障害などの問題のみならず、健常者の心身の成長、人間と世界の精妙な関係性にまつわる問題に対しても、有用かつ新鮮な示唆を与える。ユング派分析家・精神科医である著者が、アクティヴ・イマジネーションや武道などのボディーワークを通じて見出した心と身体の新たな関係とは。
目次
はじめに
第一章 ユング心理学の心身観
第二章 発達系と心身
第三章 トラウマ系と心身
第四章 身体系と心身
第五章 アクティヴ・イマジネーションのエッジ
第六章 類心的イマジネーション
第七章 類心的リアリティと時空の超越
第八章 心と身体のあいだ
おわりに
文献
あとがき
版元から一言
ユング派分析家・精神科医としてアクティヴ・イマジネーションを治療分析や教育分析の要としてきた著者は、これまで他の版元からもユングやアクティヴ・イマジネーションに関する書籍を出版しており、いずれも人気を博しています。本書はこれまでの集大成として、ユングの重要概念である「類心的無意識」がいかに現代の心の問題、心身の捉え方に役立つのかを、アクティヴ・イマジネーションの紹介とともにまとめたものです。
上記内容は本書刊行時のものです。