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こうするしかない原発問題 安藤 顯(著) - 三和書籍
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こうするしかない原発問題 (コウスルシカナイ ゲンパツモンダイ) 再生可能エネルギーに舵をきろう (サイセイカノウエネルギーニカジヲキロウ)

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発行:三和書籍
B6変形判
240ページ
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-86251-322-9   COPY
ISBN 13
9784862513229   COPY
ISBN 10h
4-86251-322-0   COPY
ISBN 10
4862513220   COPY
出版者記号
86251   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2018年10月24日
最終更新日
2023年12月27日
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紹介

危険性がより明確になり
経済性が低下した原発はもう時代遅れ‼
人の手で制御しきれず、廃棄もままならない原子力に別れを告げ
安全で無尽蔵な自然エネルギーに軸足を移すときです。
世界は、太陽光や風力をはじめとする
再生可能エネルギーへと足早に進んでいます。
日本も遅れず、その技術開発に取り組むべきです。
その根拠と必要性を詳細に解説しています。

目次

第1章 原発問題の現在―苦難は続く
第2章 原発の事業性―今や再検討され始めている
第3章 原発による汚染・内部被爆の悩みは続く
第4章 核廃棄物の処理は全然進んでいない
    ―高速増殖炉や核燃料サイクルは問題がある
第5章 東電の大事故問題―廃炉処理・総費用など難題山積
第6章 原発のあり方についての総合的な見方:その1・その2
    ―脱原発へと潮目も変わってきている
第7章 新しいエネルギーの方向
    ―再生可能エネルギーへ世界は進む
終 章 まとめ―原発問題の現状を総括する

前書きなど

 この著書は、二〇一六年に出版した『これからどうする原発問題―脱原発がベストチョイスでしょう』に続く第二弾です。
 大震災と津波、そしてそれがもたらした東電福島第一原子力発電所の大事故から七年半の月日が流れましたが、被災地にはその爪痕が未だに深く残ったままです。それにもかかわらず、政府のエネルギー基本計画の骨子は、従来通りに原子力発電を重要なベースロード電源とし、原子力規制委員会の判断を尊重して再稼動を進める、核燃料サイクルは自治体の理解を得つつ推進する、そして従前計画通りの原発比率二〇~二二パーセントを据え置くとのことで、現状にそぐわない施策を進めています。
 しかしながら、世界の状況は、制御が難しく廃棄することも困難な原発から離れ、安全で無尽蔵な自然エネルギーへと軸足が移りつつあります。太陽光や風力をはじめとした再生可能エネルギーは、原子力のように自然環境を汚染することがありません。事故処理や廃棄費用を考慮に入れると、原発は決して安上がりなものではないことが明白になりました。
 これ以上の放射能被災の悲劇や、原発維持の膨大な費用や労力のつけを後世に残さないため、今こそ再生可能エネルギーの開発に向かって舵をきるべきです。

版元から一言

フクシマ原発の先行きも不明なまま、各地の原発の再稼働を急ぐ政策の矛盾を鋭く指摘し、
次代のエネルギーのあるべき道筋を示しています。

著者プロフィール

安藤 顯  (アンドウ ケン)  (

安藤 顕(あんどう・けん)

神奈川県茅ヶ崎市幸町 16-30
マネジメントプランニング 代表

東京大学教養学科科学史科学哲学、卒業
コロンビア大学研修
1967/12 三菱レイヨンニューヨーク事務所長
1978/1 フィシバ社(ブラジル)専務取締役
1978/1 三菱レイヨンブラジル社長
1985/4 太陽誘電常務取締役
  太陽誘電-ドイツ、USA、シンガポール、
   韓国、台湾専務理事
1995/6 太陽誘電常勤監査役、2001.6退任
2001/6 ~ マネジメントプランニング代表
/10 ~ 日本経営倫理学会会員
2014/4~ 地球サステイナビリティを考える会
      主宰
 
著書等:電子機械工業会“電子材料・部品”論文(編集主査)、“製造工業に於ける収益化の方程式”、論文、(1989)、経済同友会経営委員“企業経営論”報告書(1990)、米国経営倫理学会年次総会への論文提出・同発表、 シアトル(2003/8)、ニューオリーンズ(2004/8)、ホノルル(2005/8)、“日本の企業統治・倫理について”論文集(2006/9)、書籍『アクションプラン42』(共著) 2009年、 『人類はこの危機をいかに克服するか』2014年、 論文集(英語・日本語)、『これからどうする原発問題』2016年、ほか多数

上記内容は本書刊行時のものです。