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ハイデガーとラカン
精神分析の純粋基礎としての否定存在論とトポロジー
発行:青土社
A5判
400ページ
定価
4,200円+税
- 書店発売日
- 2020年1月28日
- 登録日
- 2019年12月19日
- 最終更新日
- 2020年1月9日
紹介
精神分析はどのように実践し得るのか?
ハイデガーとラカンの思考は、次の三つの問いをめぐって展開されている、と言うことができるだろう。存在の歴史において、否定存在論的孔穴は、いかに閉塞され、あるいは隠蔽されてきたか? だが、今や、いかにそのようなごまかしは不可能となってきているか? では、そのとき、我々はいかに生きることができるか? さらに、ラカンとラカン派精神分析家にとっては、第四の問い―実践的な問い―が措定される。そのような現代の状況において、「精神分析家である」とはいかなることであり得、精神分析家は精神分析をいかなるものとして実践し得るか?それらの問いを、本書において問うていく。
上記内容は本書刊行時のものです。