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出版者情報
プシコナウティカ
psico-nautica : イタリア精神医療の人類学
発行:世界思想社
縦220mm
472ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2014年7月
- 登録日
- 2016年3月6日
- 最終更新日
- 2016年3月6日
書評掲載情報
2021-04-03 |
朝日新聞
朝刊 評者: 藤原辰史(京都大学人文科学研究所准教授・食農思想史) |
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紹介
なぜイタリアは精神病院を廃絶したのか?その背景にどのような考えがあったのか。精神病院から地域への移行で何が生じたか。地域精神保健サービスの現場でいま何が行なわれているのか。イタリア精神医療の歴史と現状を展望し、「人間」を中心にすえた地域での集合的な生のかたちを描く。
目次
精神医療をめぐる「生」の人類学
第1部 イタリア精神医療の歴史と思想(イタリアにおける精神医療の展開
フランコ・バザーリアの思想とその実践)
第2部 イタリア精神保健のフィールドワーク(病院から出て地域で働く
主体性を返還する
一人で一緒に生きる
"演劇実験室"と中動態
歓待の場としての「わたし」と「地域」)
生きているものたちのための場所
上記内容は本書刊行時のものです。