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団地へのまなざし 岡村 圭子(著/文) - 新泉社
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団地へのまなざし (ダンチヘノマナザシ) ローカル・ネットワークの構築に向けて (ローカルネットワークノコウチクニムケテ)

社会科学
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発行:新泉社
四六判
296ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-7877-1926-3   COPY
ISBN 13
9784787719263   COPY
ISBN 10h
4-7877-1926-2   COPY
ISBN 10
4787719262   COPY
出版者記号
7877   COPY
Cコード
C1036  
1:教養 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年1月15日
書店発売日
登録日
2019年12月3日
最終更新日
2019年12月12日
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書評掲載情報

2020-01-26 読売新聞  朝刊
評者: 稲野和利(ふるさと財団理事長)
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紹介

戦後、高度経済成長の歩みとともにあった「団地」は、時代の象徴的存在のひとつであった。団地は私たちの社会の歩みの記録であり、現在の問題を映し出す鏡であり、未来を見通す羅針盤でもある。

目次

序 章 団地への視角
   1 高度経済成長の文化遺産としての「団地」
   2 日常の記憶を記録する
   3 草加松原団地の概要
   4 団地の研究史
   5 本書の構成

第1章 団地へのまなざし―描かれた羨望、忌避、偏愛
   1 文化論からみる「団地」
   2 記号としての団地―二つの閉鎖性
   3 団地へのまなざしと近代の欲望―羨望・忌避・偏愛
   4 二つの閉鎖性とイメージの変容
   5 おしゃれな団地ライフ―生活の場としての団地、再び

第2章   ローカルな記憶の記録
   1 日常を記録するということ
   2 さようなら、松原団地駅
   3 水害についての私的記録

第3章   団地のローカル・ネットワーク
   1 災害時におけるローカル情報と情報格差
   2 ローカルな領域としての団地
   3 東日本大震災後の情報伝達と相互扶助
   4 団地のローカルネットワークと情報弱者
   5 「私たちの場所」の情報

第4章   松原団地の相互扶助的な関係
   1 一三号棟の交流会
   2 松原団地見守りネットワーク
   3 野ばら会
   4 第三の場所と共助社会を可能にするもの

終 章   団地をめぐる現代の問題―ネットワークから考える
   1 団地と孤独死
   2 国際化のなかの団地
   3 地域の結節点としての団地
   4 人間関係という資本
   5 団地研究から見えてくること

あとがき
参考文献

著者プロフィール

岡村 圭子  (オカムラ ケイコ)  (著/文

獨協大学国際教養学部教授。
専門:社会学(異文化コミュニケーション)、社会情報学(地域メディア)

上記内容は本書刊行時のものです。