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サクッとうかる社会福祉法人経営実務検定試験会計3級公式テキスト&トレーニング【第2版】
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年10月17日
- 書店発売日
- 2024年10月17日
- 登録日
- 2024年8月30日
- 最終更新日
- 2024年10月17日
紹介
本書は一般財団法人総合福祉研究会が行う社会福祉法人経営実務検定試験会計3級に対応した『公式テキスト&トレーニング』(テキスト・問題集一体型の書籍)となります。
社会福祉法人経営実務検定試験は、社会福祉法人に携わる人々が業務に必要な知識を学べる認定試験となります。
本書で取り扱う『会計3級』は2021年度まで実施されていた社会福祉簿記認定試験初級から名称が変更となった科目であり、社会福祉法人における経理担当者レベルを想定し、主に社会福祉法人の職員の方や社会福祉法人への就職を希望される方を対象としております。
本書を通じて、社会福祉法人で働く方は日々の業務で携わる制度への理解がより深まり、これから社会福祉法人で働こうと考えている方は身につけるべき知識を着実に学ぶことができる内容となっております。
社会福祉法人経営実務検定試験会計3級の合格を目指して、一緒に学習を進めていきましょう!
なお、社会福祉法人経営実務検定試験の受験にあたっての最新情報は一般財団法人総合福祉研究会のホームページ等をご確認ください。
≪本書の特長≫
☆本書は『テキスト』と『問題集』の要素が1冊にまとまっており、社会福祉法人経営実務検定試験会計3級の対策は本書だけでも十分な内容となっております。
☆一般的に読んで分かりにくい箇所についてはイラストや図を駆使して補足説明しているため、途中で止まることなく読み進められるように工夫しております。
☆各章の最後に確認テストを掲載しているため、身につけた知識が正しいか直ぐに確認できます。
☆一通りの学習が終わった後は本試験のサンプル問題を使うことにより、本試験を想定した総仕上げを行うことができます。
◆本書のご利用にあたって◆
本書掲載の『確認テスト』および『サンプル問題』の答案用紙については、繰り返し練習ができるよう、ダウンロードサービスを行います。
ダウンロードの詳細については本書別冊『サンプル問題』の表紙をご覧ください。
◆旧版(初版)からの改訂について◆
・簿記、会計の説明について、以前は一般簿記から社会福祉簿記の流れとなっておりましたが、社会福祉会計を前提に説明しております。
・資金仕訳を新たに掲載しております。
・社会福祉法人会計の勘定科目表を新たに掲載しております。
目次
はじめに~社会福祉法人経営実務検定試験を目指される皆様へ~
社会福祉法人経営実務検定試験会計3級のプロフィール
本書の使い方
社会福祉法人経営実務マイスター制度
第0章社会福祉事業と社会福祉法人
1 社会福祉法人とは
2 社会福祉事業と公益事業、収益事業
3 社会福祉法人制度の変遷
第1章社会福祉法人の会計制度
4 会計とは
5 社会福祉法人の会計基準
第2章社会福祉法人の計算書類
6 貸借対照表
7 事業活動計算書
8 資金収支計算書
9 貸借対照表と事業活動計算書
10 貸借対照表と資金収支計算書
11 事業活動計算書と資金収支計算書
第3章仕訳と転記
12 仕訳ってなに?
13 勘定口座への記入
第4章日常の会計処理1現金と預金
14 現金
15 普通預金
16 当座預金
17 小口現金
第5章日常の会計処理2収益・費用の会計処理
18 事業収益の会計処理
19 事業費と事務費の会計処理
20 人件費の会計処理
第6章日常の会計処理3その他の債権・債務
21 未収金と未払金
22 貸付金と借入金
23 前払金と前受金
24 仮払金と仮受金
25 立替金と預り金
第7章固定資産の会計処理
26 固定資産
27 減価償却
第8章純資産の会計処理
28 基本金
29 国庫補助金等特別積立金
30 その他の積立金
第9章決算1決算手続き
31 決算手続き
32 試算表の作成
33 決算整理事項
第10章決算2計算書類の作成
34 会計の区分
35 予算の作成
36 計算書類の概要
37 計算書類の作成
巻末
確認テスト解答解説
サンプル問題解答解説
索引
前書きなど
はじめに
~社会福祉法人経営実務検定試験を目指される皆様へ~
本書を手に取ったみなさんは、いいところに目を付けられましたね。
社会福祉法人における会計処理や経営管理を学習範囲とするこの試験は、その内容の社会的重要性から2022 年度に厚生労働省の後援を得るに至りました。
保育から介護に至るまで、あらゆる場面での社会福祉の担い手である社会福祉法人の、会計はもとより経営までも学ぶ『社会福祉法人経営実務検定試験』は、今後、ますます注目され、評価されていくものと思われます。
~社会福祉法人で働く皆様へ~
社会福祉法人に勤めると、最初は現場で働くことが多いかと思われます。
しかしそんな中でよく見ると、ご自身の退職給付制度や、介護保険制度、さらには施設自体への補助金制度など、行政から手厚く保護されていることに気づかれるのではないでしょうか。
今は現場で活躍されている方々も、この資格に合格し経営のノウハウを身につけ、いつしか、社会福祉法人の経営の一翼を担える存在になっていくというのも良い生き方ではないでしょうか。
~一般の簿記を学んだ皆様へ~
一般の簿記会計のルールは、産業分野ごとの実態に則して若干異なります。つまり、一般簿記との違いを理解すれば「その分野の会計スペシャリストになれる」ことを意味しています。
社会福祉法人は、全国で21,000法人ほどあり、携わる人も多ければ、お世話になる人はもっと多いのが特徴です。この分野に就転職される方は絶対に取っておくべき資格ですし、将来お世話になる方も知っておいて損はない知識でしょう。
また、この『社会福祉法人経営実務検定試験』は厚生労働省の後援を得たことにより、社会福祉法人での認知も高まり、高い評価を得るようになることは確実です。
社会福祉法人会計では、資金の範囲や基本金の扱いなど、一般簿記と異なる点もありますが、基本的な簿記の考え方はまったく変わりません。
この機会に社会福祉会計を学び、自分自身の価値を高めておいてはいかがでしょうか。
ネットスクール 桑原 知之
- 旧版ISBN
-
9784781003276
上記内容は本書刊行時のものです。