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新・動機づけ研究の最前線 上淵 寿(編著) - 北大路書房
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新・動機づけ研究の最前線

発行:北大路書房
A5判
248ページ
並製
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-7628-3072-3
Cコード
C3011
専門 単行本 心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年8月20日
書店発売日
登録日
2019年6月11日
最終更新日
2019年8月2日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2020-11-11
モチベーションとは何か? 認知心理学のフロンティアに誘う本格的な入門書!

紹介

好評の既刊書から15年の時を経て,この間の膨大なかつ広範にわたる知見の集積をベースに新版として登場。社会文化的なアプローチや発達的観点も織り込みつつ,達成目標理論の細分化や自己決定理論の進展に伴う実証研究,さらには学習観の変遷に伴う動機づけとの関係など,最新の研究成果を紹介する。

【主な目次】
 序章 動機づけ研究の省察―動機づけ・再入門―
 1 章 達成目標理論
 2 章 自己決定理論
 3 章 学習における信念と動機づけ
 4 章 社会認知的アプローチ
 5 章 自己と文化のアプローチ
 6 章 動機づけの発達
 7 章 感情・ストレス研究アプローチ
 8 章 むすびに代えて

目次

 はしがき


 序章 動機づけ研究の省察―動機づけ・再入門―
  1 節 改めて動機づけとは何か
  2 節 動機づけとは何か:四項関係からみた心理現象
  3 節 動機づけ研究の内容は何か?
  4 節 動機づけの先行要因:環境・文脈
  5 節 動機とは何か
   1.動機と動機づけは異なる
   2.状況変数としての動機と特性変数としての動機
   3.意欲・やる気は動機づけではない
   4.動機の種類
  6 節 動機づけられるもの:動機づけの表出
   1.活性化,方向づけ,維持
   2.エンゲージメント
  7 節 結果
   1.生活の変化
   2.動機づけの変化
  8 節 動機づけの主な理論やモデル
  9 節 期待-価値モデル
  10 節 外発的動機づけと内発的動機づけの概念的ねじれ
  11 節 内発的動機づけは「善」で外発的動機づけは「悪」か?
  12 節 本書の構成


 1 章 達成目標理論
  1 節 達成目標理論とそれに関わる中核概念
   1.達成目標理論とは何か
   2.有能さと自尊心との暗黙の関係
   3.有能さとは
  2 節 達成目標理論の変遷と問題
   1.初期達成目標理論の概要(1983~1988 年頃)
   2.中期達成目標理論の概要(1988~1996 年頃)
   3.後期達成目標理論(1997 年頃~現在)
   4.パフォーマンス接近目標をめぐる論争
  3 節 達成目標に関する実証研究
   1.パフォーマンス接近目標を中心とする研究やレビュー
   2.知見の理論的統合の試み
   3.目標の基準・理由をめぐる論争のまとめ
  4 節 達成目標に関連する概念と実証研究
   1.暗黙の理論とマインドセット
   2.work avoidance 目標
   3.社会的達成目標
   4.目標プロフィールによる個人差の問題
   5.目標の数
  5 節 達成目標に関する認知,神経科学的な実証研究
   1.記憶
   2.メタ認知
   3.神経科学的知見
  6 節 おわりに:理論の問題点と限界
   1.実証研究と理論とのズレ
   2.有能さについて


 2 章 自己決定理論
  1 節 認知的評価理論
   1.認知的評価理論とは何か
   2.認知的評価理論に関する基礎的研究
   3.近年の展開,課題と展望
   4.認知的評価理論に対する誤解
  2 節 有機的統合理論
   1.有機的統合理論とは何か
   2.有機的統合理論に関する基礎的研究
   3.近年の展開,課題と展望
  3 節 因果志向性理論
   1.因果志向性理論とは何か
   2.因果志向性理論に関する基礎的研究
   3.近年の展開,課題と展望
  4 節 基本的心理欲求理論
   1.基本的心理欲求理論とは何か
   2.基本的心理欲求理論に関する基礎的研究
   3.近年の展開,課題と展望
  5 節 目標内容理論
   1.目標内容理論とは何か
   2.目標内容理論に関する基礎的研究
   3.近年の展開,課題と展望
  6 節 関係性動機づけ理論
   1.関係性動機づけ理論とは何か
   2.関係性動機づけ理論に関する研究と今後の展望
  7 節 まとめ


 3 章 学習における信念と動機づけ
  1 節 はじめに
  2 節 信念の分類
   1.知識の性質に関する信念:認識的信念
   2.学習の成立過程に関する信念
   3.動機づけに関する信念
  3 節 信念が学習方略に与える影響
   1.個々の信念の影響
   2.信念間の関連
  4 節 信念の変容
   1.調査研究の知見
   2.介入研究の知見
  5 節 おわりに


 4 章 社会認知的アプローチ
  1 節 自己に関連する動機と自尊心
   1.自尊欲求
   2.自己に関連する動機
   3.自尊心の維持・高揚のための行動
   4.自己評価維持モデル
   5.自尊心研究の今後の課題
  2 節 コントロール
   1.相手を変えるか,環境を変えるか
   2.コントロールに関する初期の研究
   3.一次的/二次的コントロール
   4.Back/up モデルとDiscrimination モデル
   5.コントロール研究の今後の課題
  3 節 制御焦点理論と制御適合理論
   1.快楽原理と2 つの制御システム
   2.制御焦点理論
   3.制御焦点の規定因
   4.制御焦点の発達
   5.本邦における研究例
   6.制御適合理論
   7.制御焦点,制御適合を扱う研究の今後の課題
  4 節 自動動機理論
   1.内省報告の不確かさ
   2.自動動機理論
   3.再現性問題も含めた今後の課題


 5 章 自己と文化のアプローチ
  1 節 文化心理学としての動機づけ研究
   1.社会文化的アプローチと比較文化的アプローチ
   2.両アプローチの特徴
   3.自己と文化の定義
  2 節 文化心理学の隆盛
   1.分析の単位
   2.変数間の関連
   3.行為や活動
   4.実践
  3 節 課題と展望
   1.再現性の問題
   2.展望 145


 6 章 動機づけの発達
  1 節 はじめに
  2 節 動機づけの起源
  3 節 イフェクタンスとマスタリー
   1.イフェクタンス動機づけ
   2.マスタリー・モチベーション
   3.マスタリー・モチベーションの質的変化
   4.マスタリー行動の変容の背景
  4 節 自己概念,能力,努力概念の発達
   1.自己概念と自己評価
   2.能力,努力概念の発達
   3.失敗への無力感反応の変化
  5 節 達成目標
  6 節 興味と課題価値の発達
   1.興味の発達
   2.課題の価値の発達
  7 節 養育態度の影響
  8 節 まとめ


 7 章 感情・ストレス研究アプローチ
  1 節 感情とは
   1.感情の定義と種類
   2.感情の機能と動機づけ
  2 節 統制-価値理論
   1.達成関連感情
   2.統制-価値理論
   3.統制-価値理論に関する実証研究
   4.達成目標と達成関連感情
   5.個人間相関と個人内相関の問題
  3 節 興味
   1.状況的興味と個人的興味
   2.興味の発達モデル
   3.類似概念との関係
   4.発達モデルの課題
  4 節 ストレス・コーピングと動機づけ
   1.動機づけレジリエンス
   2.動機づけレジリエンスに関する実証研究
  5 節 おわりに


 8 章 むすびに代えて
    ―動機づけの4つのプロセスを軸に諸理論を見直す―
   1.動機づけの定義と4つのプロセス
   2.グランドセオリーについて
   3.それぞれの章について
   4.動機づけと意志研究について


 引用文献
 人名索引
 事項索引

前書きなど

【執筆者一覧】(執筆順,●は編者)

●上淵 寿(早稲田大学教育・総合科学学術院):序章,1章
・西村 多久磨(筑波大学大学院人間総合科学研究科 博後在学):2章
・篠ヶ谷 圭太(日本大学経済学部):3章
・稲垣 勉(鹿児島大学教育学部):4章
・梅﨑 高行(甲南女子大学人間科学部):5章
・高崎 文子(熊本大学教育学部):6章
・利根川 明子(東京大学大学院教育学研究科):7章
・鈴木 雅之(横浜国立大学教育学部学校教育課程):7章
●大芦 治(千葉大学教育学部教育心理学教室):8章

上記内容は本書刊行時のものです。