版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
大分断 タイラー・コーエン(著/文) - NTT出版
..
【利用不可】

大分断 (ダイブンダン) 格差と停滞を生んだ「現状満足階級」の実像 (カクサトテイタイヲウンダゲンジョウマンゾクカイキュウノジツゾウ)

ビジネス
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:NTT出版
四六判
336ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-7571-2363-2   COPY
ISBN 13
9784757123632   COPY
ISBN 10h
4-7571-2363-9   COPY
ISBN 10
4757123639   COPY
出版者記号
7571   COPY
Cコード
C0033  
0:一般 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年7月4日
書店発売日
登録日
2019年4月10日
最終更新日
2019年5月29日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2019-08-18 産經新聞  朝刊
2019-08-10 日本経済新聞  朝刊
MORE
LESS

紹介

アメリカはどこに向かうのか
19世紀、トクヴィルの時代以来、米国を世界一の経済大国に発展させてきたのは、アメリカ人の比類なき開拓者精神だ。よりよい暮らしを求め、リスクをとって革新の道を歩む米国人のメンタリティは、フランクリンからスティーブ・ジョブズまで、米国のダイナミックなイノベーションの礎となった。
しかし、その精神がいま減退し、アメリカ社会に格差と停滞を生み出している。本書ではその原因を、変化を先延ばし、現状維持しようとする人たち(本書ではそれを「現状満足階級」=complacent classと呼ぶ)の拡大に見出し、現状満足階級の台頭が、企業間の競争や移住、転職、様々なイノベーションを停滞させる要因になっていると警鐘を鳴らす。
アメリカ人はなぜ創造をやめたのか?デジタルテクノロジーの普及は米国社会に何をもたらしたか?
開拓者精神を失いつつある米国はどこに向かうのか?
全米ベストセラー『大停滞』『大格差』で話題を呼んだ経済学者が、米国社会の行方を占う問題作。

目次

日本語版への序文
第1章 現状満足階級の誕生
第2章 移住大国の変容
第3章 甦る社会的分断
第4章 創造しなくなったアメリカ人
第5章 マッチング社会がもたらす幸福 
第6章 アメリカ人が暴動をやめた理由
第7章 活力ある社会の姿
第8章 政治の停滞と真の民主主義の縮小 
第9章 現状満足階級が崩壊する日
解 説 タイラー・コーエンの思想的立ち位置: リバタリアニズム(自由至上主義)という視点

著者プロフィール

タイラー・コーエン  (タイラーコーエン)  (著/文

米国ジョージ・メイソン大学経済学教授。1962年生まれ。ハーヴァード大学にて経済学博士号取得。2011年に「世界に最も影響を与える経済学者の1人」(英エコノミスト誌)に選ばれた。経済ブログ「Marginal Revolution」を運営して注目を集めるほか、最近ではオンライン教育プロジェクト「MRUniversity」も立ち上げている。著書に『大停滞』『大格差』(NTT出版)、『フレーミング』(日経BP社)他。

池村千秋  (イケムラチアキ)  (翻訳

翻訳家。訳書にコーエン『大停滞』『大格差』(NTT出版)、グラットン『LIFESHIFT:100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)他多数。

渡辺靖  (ワタナベヤスシ)  (解説

慶應義塾大学SFC教授。著書に『リバタリアニズム:アメリカを揺るがす自由至上主義』(中公新書)他。

上記内容は本書刊行時のものです。