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(1)親方と神様 伊集院 静(著) - あすなろ書房
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伊集院 静 少年小説集

(1)親方と神様

A5変型判
縦186mm 横156mm
56ページ
価格 1,200円+税
ISBN
978-4-7515-2945-4
Cコード
C0093
一般 単行本 日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2020年1月14日
最終更新日
2020年2月14日
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紹介

鋼と火だけを相手に、人生の大半を過ごしてきた鍛冶職人の前に現れたのは、澄んだ瞳をした12歳の少年だった。
少年は、鍛冶屋になりたいから、仕事を見学させてほしいと言う。年老いた職人は少年のその純粋でひたむきな姿に心が動き見学を許した。
少年は、毎日訪れるようになり、職人も鍛冶のことを話してやり、二人は心を通わせていった。
職人は、少年が鍛冶屋になりたいというのは、子どもの気まぐれだと思っていた。

後日、少年の母親が訪れた。要件は、少年が中学校にいかずに鍛冶職人の修行をしたいと言い出したので断ってくれということだった。
しかたなく承諾した職人だったが、自分は口べたなので、少年に話して説得できる自信がなかった。話せば話すほど、少年は自分に裏切られたと思うに違いない。

職人は考えた末、自分が親方から聞いたことを、当時と同じように山へ出かけて、少年に話してみることにした。

山を歩きながら、彼は鍛冶がいかに素晴らしい仕事であるかを少年に話した。

それは、説得とはまったく逆の話だったが……。

年老いた鍛冶職人は少年を、いかに育てたのか?
子育てとは。人育てとは? 伊集院 静が贈る珠玉の短編小説!

上記内容は本書刊行時のものです。