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越えていく人 神里 雄大(著/文) - 亜紀書房
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越えていく人 (コエテイクヒト) 南米、日系の若者たちをたずねて (ナンベイニッケイノワカモノタチヲタズネテ)

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発行:亜紀書房
四六判
320ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7505-1685-1   COPY
ISBN 13
9784750516851   COPY
ISBN 10h
4-7505-1685-6   COPY
ISBN 10
4750516856   COPY
出版者記号
7505   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2020年11月30日
最終更新日
2023年3月9日
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書評掲載情報

2021-06-05 東京新聞/中日新聞  朝刊
2021-05-09 読売新聞  朝刊
評者: 橋本倫史(ノンフィクションライター)
2021-05-01 日本経済新聞  朝刊
評者: 佐々木敦(文筆家)
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紹介

日系移民の子孫たちの言葉から浮かび上がる、もう一つの日本近代史


この本を読み進めていて何より実感できたのは、私たちがどんな国に帰属していようと、どこに移り住もうと、所詮は誰しも地球という惑星の、逞しき住民ということだ。
--ヤマザキマリ氏

出会えば出会うほどわからなくなる。それでも少しずつわかっていく。
期待を現実で溶かしていくための、ゆっくりで誠実な旅の記録。
--望月優大氏

私もそうだけど、もう誰もかもがじつは日系移民なんだな、たまたま日本に住み続けてまだ移動してないだけで。
そのあり方は私たちが思っている「日本人」よりはるかに多彩だ。
--星野智幸氏

移民たちはみな未知なる世界へと旅に出たが、それは〝同一性・帰属意識〞を探求する旅でもあった。
だが彼らは帰る場所を探しているわけではない。陽が昇る未来に向かい今も旅を続けているのだ。
--宮沢和史氏


沖縄からペルーへ移住した先祖を持ち、首都リマで生まれた演出家。
二〇年ぶりに訪れた生まれ故郷で、沖縄系日系人の祭りに参加する。
――自分もここで日系人として育っていたかもしれない。

かつて多くの日本人が南米へ渡った。
その子孫にあたる若者たちの話を聞きたい。
ペルー、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル、ボリビア。
彼らをたずねる旅が始まった。

目次

【目次】
1.Perú ペルー
■ 沖縄
■ ペルーに生まれて
■ ステージの上

2.Argentina アルゼンチン
■ フアン一家
■ 出生地主義

3.Paraguay パラグアイ
■ ブエノスアイレス → ラパス移住地
■ サッカーを遊ぶ
■ 若者たちへのインタビュー
■ 蜜蜂の巣箱

4.Brasil ブラジル
■ 港町サントス
■ サンパウロとサッポロ
■ ヨシオさん

5.Bolivia ボリビア
■ 低地ボリビア
■ キャンプ
■ めんそ~れ
■ 沖縄の人だもん
■ 飲み会にて
■ ボリビア大移動
■ ルレナバケの日本祭り
■ リベラルタ、旅のおわり

en Kyoto 京都にて

謝辞
参考文献
初出

著者プロフィール

神里 雄大  (カミサト ユウダイ)  (著/文

神里 雄大(かみさと・ゆうだい)
1982年、ペルーの首都リマに生まれ、生後半年で渡日し、神奈川県で育つ。早稲田大学第一文学部在学中の2003年に演劇団体「岡崎藝術座」を立ち上げる。現在は東京および京都を拠点に、劇作家、舞台演出家として活動。2006年、『しっぽをつかまれた欲望』(作:パブロ・ピカソ)で利賀演出家コンクール最優秀演出家賞受賞。2018年、『バルパライソの長い坂をくだる話』で第62回岸田國士戯曲賞受賞。国内外の舞台芸術フェスティバルへ招聘多数。平成28年度文化庁新進芸術家海外研修員として2016年10月から2017年8月までアルゼンチン・ブエノスアイレスに滞在。『亡命球児』(「新潮」2013年6月号掲載)により小説家としてもデビュー。戯曲集に『バルパライソの長い坂をくだる話』(白水社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。