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村上春樹の動物誌 小山鉄郎(著/文) - 早稲田大学出版部
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早稲田新書 3

村上春樹の動物誌

新書判
272ページ
定価 900円+税
ISBN
9784657200143
Cコード
C0295
一般 新書 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年10月3日
最終更新日
2020年11月11日
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書評掲載情報

2021-02-21 産經新聞  朝刊
評者: 重里徹也(聖徳大学教授、文芸評論家)
2021-01-23 日本経済新聞  朝刊
2020-12-12 日本経済新聞  朝刊

紹介

村上春樹氏のインタビューを所収!
日本記者クラブ賞に輝いた文芸記者の著者が、動物を手がかりに村上文学の森に深く分け入る デビュー作の『風の歌を聴け』から『猫を棄てる』までを貫く核心のテーマとは―。 好評を博した新聞連載記事を大幅加筆した待望の決定版!

目次

序章   深い森の中の生き物と神話

第一章 日本近代をめぐる冒険―――羊
第二章 日本人の豊かな言語感覚―――象
第三章 ほんの少し先に浮遊する「魂」―――螢
第四章 貫く、神話的な世界―――一角獣
第五章 魚系の名前で再生する―――猫 (その1)
第六章 成長示す、猫との会話能力―――猫(その2)
第七章 動きに満ちた話し言葉―――カンガルー
第八章 ブーメラン的な自己解体―――カエル
第九章 人の命ずるままに動く―――犬 (その1)
第十章 この世に戻ってくる呪術的な力 ―――犬(その2)
第十一章 タイガーをあなたの心に―――虎
第十二章 人間は記憶を燃料にして生きていくものなんや―――コオロギ
第十三章 村上春樹の「永遠のヒーロー」―――羊男
第十四章 「ピーター・キャット」とT・S・エリオット―――猫(その3)
第十五章 死者のイメージを持つ分身的友人―――鼠(ねずみ)
第十六章 歴史と戦争の死者たち―――青カケス
第十七章 魂の行く手を導く、内なる対話者―――カラス(その1)
第十八章 硬直したシステムへの強い否(いな)―――カラス(その2)
第十九章 太陽の光の照る現実社会を象徴―――蜂
第二十章 春の到来のような心温まる親しさ―――熊
第二十一章 小説を成立させる「第三者」―――ウナギ
第二十二章 心の暗闇の中での本当の導き手―――猿
第二十三章 君はどこに、いるか?―――いるか
第二十四章 太古から神聖な生命のシンボル―――魚
第二十五章 賢くて両義的な生き物―――蛇
第二十六章 延々と降りつづく細かい雨―――かたつむり
第二十七章 夜の智慧(ちえ)与える森の守護神―――フクロウ
第二十八章 世界のねじを巻く鳥――― ねじまき鳥
第二十九章 人間は自然の一部、動物の種である―――動物園

あとがきに代えて

著者プロフィール

小山鉄郎  (コヤマテツロウ)  (著/文

1949年生まれ。群馬県出身。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。73年同社に入社し,社会部を経て84年に文化部へ。村上春樹氏は次代の日本文学を担う作家だと注目し、85年から取材を続ける。村上氏のインタビューは計10回にも及ぶ。村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムの可能性を広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞。著書に『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』『白川静さんに学ぶ 漢字は怖い』(共同通信社・新潮社)『村上春樹を読みつくす』(講談社)『あのとき、文学があった―「文学者追跡」完全版』(論創社)』『大変を生きる―日本の災害と文学』(作品社)『白川静入門―真・狂・遊』(平凡社)など。09年から白川静博士の業績を学ぶ同人会「白川静会」の事務局長を務める。

上記内容は本書刊行時のものです。