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天下人たちの文化戦略 北野 信彦(著/文) - 吉川弘文館
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天下人たちの文化戦略 (テンカビトタチノブンカセンリャク) 巻次:566 科学の眼でみる桃山文化 (カガクノメデミルモモヤマブンカ)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
四六判
252ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-642-05966-4   COPY
ISBN 13
9784642059664   COPY
ISBN 10h
4-642-05966-0   COPY
ISBN 10
4642059660   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C0321  
0:一般 3:全集・双書 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年2月1日
書店発売日
登録日
2022年11月22日
最終更新日
2023年2月9日
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書評掲載情報

2023-05-14 読売新聞  朝刊
評者: 金子拓(東京大学教授・歴史学者)
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紹介

信長・秀吉・家康ら天下人は、なぜ豪華絢爛な城郭御殿や特色あるデザインの美術品を作らせたのか。出土資料や、伝世の武具・漆器・障壁画・彫刻などにわずかに残った材料や技術を科学的に分析。海外交易や物資調達の実態、当時の職人の優れた技術力を明らかにする。「モノ」の考察から、権力者たちの”戦わずして勝つ”したたかな「文化戦略」に迫る。

目次

科学の眼でみる桃山文化―プロローグ/武器・武具編(「本能寺の変」の現場/塗装にみる文化戦略―秀吉の仁王胴具足)/工芸・絵画編(桃山茶陶から色絵京焼へ/金碧障壁(障屏)画と初期洋風画/秀吉が囲った御土居跡―出土漆器を中心に)/建造物編(城郭御殿の屋根と金箔瓦/城郭御殿の外観と漆箔塗装/城郭御殿の室内と蒔絵装飾/彩色木彫のメッセージ/赤色の塗装材料から探る社寺再建)/天下人たちはいかにして文化の力で泰平の世を目指したか―エピローグ

著者プロフィール

北野 信彦  (キタノ ノブヒコ)  (著/文

1959年、愛知県生まれ。1982年、愛知大学文学部史学科卒業。現在、龍谷大学文学部歴史学科文化遺産学専攻教授。博士(学術、京都工芸繊維大学)、博士(史学、東京都立大学) ※2023年1月現在
【主要著書】『近世出土漆器の研究』(吉川弘文館、2005年)、『近世漆器の産業技術と構造』(雄山閣、2005年)、『ベンガラ塗装史の研究』(雄山閣、2013年)、『桃山文化期漆工の研究』(雄山閣、2018年)

上記内容は本書刊行時のものです。