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出版者情報
天下人たちの文化戦略
巻次:566
科学の眼でみる桃山文化
発行:吉川弘文館
四六判
252ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2023年2月1日
- 書店発売日
- 2023年1月21日
- 登録日
- 2022年11月22日
- 最終更新日
- 2023年2月9日
書評掲載情報
2023-05-14 |
読売新聞
朝刊 評者: 金子拓(東京大学教授・歴史学者) |
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紹介
信長・秀吉・家康ら天下人は、なぜ豪華絢爛な城郭御殿や特色あるデザインの美術品を作らせたのか。出土資料や、伝世の武具・漆器・障壁画・彫刻などにわずかに残った材料や技術を科学的に分析。海外交易や物資調達の実態、当時の職人の優れた技術力を明らかにする。「モノ」の考察から、権力者たちの”戦わずして勝つ”したたかな「文化戦略」に迫る。
目次
科学の眼でみる桃山文化―プロローグ/武器・武具編(「本能寺の変」の現場/塗装にみる文化戦略―秀吉の仁王胴具足)/工芸・絵画編(桃山茶陶から色絵京焼へ/金碧障壁(障屏)画と初期洋風画/秀吉が囲った御土居跡―出土漆器を中心に)/建造物編(城郭御殿の屋根と金箔瓦/城郭御殿の外観と漆箔塗装/城郭御殿の室内と蒔絵装飾/彩色木彫のメッセージ/赤色の塗装材料から探る社寺再建)/天下人たちはいかにして文化の力で泰平の世を目指したか―エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。