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家老の忠義 林 千寿(著/文) - 吉川弘文館
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家老の忠義 (カロウノチュウギ) 巻次:519 大名細川家存続の秘訣 (ダイミョウホソカワケソンゾクノヒケツ)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
四六判
224ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-642-05919-0   COPY
ISBN 13
9784642059190   COPY
ISBN 10h
4-642-05919-9   COPY
ISBN 10
4642059199   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C0320  
0:一般 3:全集・双書 20:歴史総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年3月1日
書店発売日
登録日
2020年12月19日
最終更新日
2021年3月10日
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書評掲載情報

2021-06-13 産經新聞  朝刊
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紹介

戦国の荒波を乗り越え、肥後熊本藩主となった細川家。主君への忠義が絶対ではなかった時代、筆頭家老松井康之と息子興長の価値観は細川家の存続にいかなる影響を与えたのか。天下人とのつながり、主君の守り立て、島原・天草一揆における九州諸藩との連携などから、主家の存続を第一義とし、藩政の維持・発展のため力を尽くした家老の生き様を描く。

目次

細川家を支えた家老の忠義―プロローグ/家老への道のり(足利から細川へ/山城勝龍寺城時代の活躍/城持ち家老松井家の成立)/政権移行期の松井康之(秀吉・家康との関係/丹後討伐の回避/天下争乱に際しての行動)/御家第一主義の継承(康之の遺言/細川忠利の仁政を支えた興長/ 加藤家と細川家の命運を分けたもの/島原・天草一揆)/八代城主としての松井興長(八代隠居領問題/八代城主権力の制御/公儀奉公としての八代城守衛)/家老による藩主守り立て(幼少相続と家老/諫言する興長/興長の遺言)/細川家を永続ならしめた康之と興長の生き方―エピローグ

著者プロフィール

林 千寿  (ハヤシ チズ)  (著/文

1968年、熊本県に生まれる。2009年、熊本大学大学院社会文化科学研究科文化学専攻博士課程修了、博士(文学)。現在、八代市立博物館未来の森ミュージアム学芸員 ※2021年3月現在
【主要論文】「島原の乱における戦功認識について」(『日本歴史』679、2004年)、「慶長五年の戦争と戦後領国体制の創出―九州地域を素材として―」(『日本歴史』742、2010年)

上記内容は本書刊行時のものです。