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出版者情報
家老の忠義
巻次:519
大名細川家存続の秘訣
発行:吉川弘文館
四六判
224ページ
定価
1,700円+税
- 初版年月日
- 2021年3月1日
- 書店発売日
- 2021年2月19日
- 登録日
- 2020年12月19日
- 最終更新日
- 2021年3月10日
書評掲載情報
2021-06-13 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
戦国の荒波を乗り越え、肥後熊本藩主となった細川家。主君への忠義が絶対ではなかった時代、筆頭家老松井康之と息子興長の価値観は細川家の存続にいかなる影響を与えたのか。天下人とのつながり、主君の守り立て、島原・天草一揆における九州諸藩との連携などから、主家の存続を第一義とし、藩政の維持・発展のため力を尽くした家老の生き様を描く。
目次
細川家を支えた家老の忠義―プロローグ/家老への道のり(足利から細川へ/山城勝龍寺城時代の活躍/城持ち家老松井家の成立)/政権移行期の松井康之(秀吉・家康との関係/丹後討伐の回避/天下争乱に際しての行動)/御家第一主義の継承(康之の遺言/細川忠利の仁政を支えた興長/ 加藤家と細川家の命運を分けたもの/島原・天草一揆)/八代城主としての松井興長(八代隠居領問題/八代城主権力の制御/公儀奉公としての八代城守衛)/家老による藩主守り立て(幼少相続と家老/諫言する興長/興長の遺言)/細川家を永続ならしめた康之と興長の生き方―エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。