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冷戦終焉期の日米関係 山口 航(著/文) - 吉川弘文館
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【利用不可】

冷戦終焉期の日米関係 (レイセンシュウエンキノニチベイカンケイ) 分化する総合安全保障 (ブンカスルソウゴウアンゼンホショウ)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
A5判
390ページ
定価 9,000円+税
ISBN
978-4-642-03922-2   COPY
ISBN 13
9784642039222   COPY
ISBN 10h
4-642-03922-8   COPY
ISBN 10
4642039228   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C3031  
3:専門 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年2月1日
書店発売日
登録日
2022年11月22日
最終更新日
2023年2月8日
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書評掲載情報

2023-03-26 産經新聞  朝刊
2023-02-26 読売新聞  朝刊
評者: 井上正也(慶應義塾大学教授・政治学者)
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紹介

総合安全保障とは何か。それはただ経済や食糧を含む安全保障を意味してはいなかった。日米の政府機密解除文書や当事者への聞き取りに基づき、大平正芳・鈴木善幸・中曽根康弘政権とカーター・レーガン政権の政治外交過程を再現。当該期の日米同盟を、多層性と多様性の概念を用いて捉え直す。今日活発な安全保障論議を建設的にするための意欲作。

目次

序章 総合安全保障と日米関係の交錯/大平正芳政権とカーター政権(近代を超えて―大平政権による総合安全保障の提唱/デタントから新冷戦へ―イラン問題とアフガニスタン問題/日本の防衛力増強―狭義の安全保障/戦略援助の「発見」と「擬装」―広義の安全保障/日米の変化―対米協調姿勢)/鈴木善幸政権とカーター・レーガン政権(総合安全保障関係閣僚会議―鈴木政権による総合安全保障の制度化/日米の齟齬―狭義の安全保障の限界/組み込まれた総合安全保障―レーガン政権による受容)/中曽根康弘政権とレーガン政権(国際国家日本―中曽根政権による総合安全保障の継承/「ロン・ヤス」の時代―日米安全保障関係の進展/ペルシャ湾安全航行問題―総合安全保障の課題)/終章 見出された総合安全保障

著者プロフィール

山口 航  (ヤマグチ ワタル)  (著/文

1985年、兵庫県生まれ。2014年、同志社大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、帝京大学法学部専任講師、博士(政治学) ※2023年1月現在
【主要論文】「開発協力大綱をめぐる言説」(川名晋史・佐藤史郎編『安全保障の位相角』、法律文化社、2018年)、「日米摩擦激化の時代」(畠山圭一編『テキスト日米関係論―比較・歴史・現状―』、ミネルヴァ書房、2022年)

上記内容は本書刊行時のものです。