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中東・イスラーム世界への30の扉 西尾 哲夫(編集) - ミネルヴァ書房
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書店員向け情報

中東・イスラーム世界への30の扉

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四六判
392ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-623-09178-2   COPY
ISBN 13
9784623091782   COPY
ISBN 10h
4-623-09178-3   COPY
ISBN 10
4623091783   COPY
出版者記号
623   COPY
Cコード
C1022
教養 単行本 外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年5月28日
最終更新日
2021年6月22日
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書評掲載情報

2021-09-04 朝日新聞  朝刊
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紹介

「中東・イスラーム世界」と聞くと何を思い浮かべ、どんなイメージをもつだろうか? エキゾチックな魅力、特徴的なベール、テロや戦争……。はたして中東・イスラームは日本から遠い“別世界”なのだろうか? 本書は、「歴史」「宗教・社会」「経済・産業」「政治」「文化・精神」の5つに分けた30のトピックから、現代中東・イスラーム世界をひもといていく。彩り豊かな世界に触れることで、日本と“世界”の見え方が変わる一冊。

目次

はじめに

 第Ⅰ部 歴史の扉――日本と中東の往還

1 近代日本の中東発見――扉を開いた幕末・明治の先人たち
2 近代日本と資源外交――ミイラ取りから石油まで
3 戦前日本の中東表象――福沢諭吉から大東亜共栄圏まで
コラム1 翻訳『コーラン経』から「日本色のイスラーム」まで
4 迷子のバラの物語――近現代日本の陶磁器輸出と中東
コラム2 戦前日本に中東の美術を紹介した展覧会
5 グローバルスポーツとしての武道――カラテからエジプト社会を考える
コラム3 アルジェリアで広がる日本式マンガ創作
6 「グローバルご近所」の誕生――大塚モスクの支援活動とネットワーク


 第Ⅱ部 宗教・社会の扉――つながりと公共圏

7 公共空間としての新たな部族社会――ヨルダンのディーワーンをめぐって
8 聖なる血筋の効力――インドネシアの預言者一族
コラム4 俗人説教師の作り出す信仰のつながり
9 名前のないアラブ人――フランスの北アフリカ移民
10 メディアでつながる人びと――共同体意識の変容
11 母語でも外国語でもない言葉――アラブ人とフランス語
コラム5 出稼ぎ――故郷との、故郷を通した人のつながり
12 世界は神とつながるモノにあふれている――マテリアリティとイスラーム
コラム6 ダマスのタクシーと猫の話――生まれ変わりを信じる人々


 第Ⅲ部 経済・産業の扉――石油の先にあるもの

13 資源をめぐる共生――雨乞い儀礼と聖者命日祭から考える
コラム7 銀製から金製へ――女性用装身具の現在
14 変貌するオアシス農業――市場経済とナツメヤシの品種多様性をめぐって
15 石油を輸入する産油国?――新時代を迎える中東とエネルギー問題
コラム8 エネルギー資源企業のCSR――サウジアラビアの沙漠文化をめぐる協働
16 宗教がツーリズムと出会うとき――観光資源化する宗教遺産
コラム9 変わるモロッコの「博物館」
17 変わるハラール――食の安全と産業化の先で
18 新しい経済を構想する――ポスト資本主義とイスラーム


 第Ⅳ部 政治の扉――現代中東・イスラーム世界を知るために

19 制度の裏に潜むもの――多様な選挙と政党
コラム10 君主制とイスラーム
20 イスラーム過激派は、いかに勃興したか――政治変動とテロのあいだで
21 聖地の紛争とは何か――エルサレムをめぐる政治と宗教
22 紛争の断面図――宗派対立の虚像と実像
コラム11 「アラブの春」と不安定化の拡散
23 難民危機を振り返る――シリアの変貌と海を渡った人びと
24 「民主的」な中東を目指して――イスラームと民主主義
コラム12 アラブ諸国民主化への道


 第Ⅴ部 文化・精神の扉――イスラームからみる現代社会

25 差異とともに生きる――イスラームにみる共生の知恵
コラム13 社会への奉仕者としてのスーフィー
26 現代医学に挑戦するイスラーム法――生命倫理と信仰
コラム14 法と法律の間――イスラーム社会の風紀取り締まり
27 子のない人生を歩む――不妊治療ともうひとつの夫婦のかたち
28 格差是正の処方箋――定めの喜捨ザカートの発展
コラム15 イスラーム協力機構の役割
29 障害と支援――イラン・イスラーム共和国の脊髄損傷者をめぐって
30 響きあう異なる声――多言語世界のアイデンティティ


終 なぜ日本で中東地域を研究するのか?

索  引

著者プロフィール

西尾 哲夫  (ニシオ テツオ)  (編集

2021年7月現在
人間文化研究機構・国立民族学博物館教授

東長 靖  (トウナガ ヤスシ)  (編集

2021年7月現在
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授

上記内容は本書刊行時のものです。