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はじめての渋沢栄一 渋沢研究会(編集) - ミネルヴァ書房
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はじめての渋沢栄一 探究の道しるべ

四六判
344ページ
定価 2,800円+税
ISBN
9784623088416
Cコード
C0021
一般 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年5月30日
書店発売日
登録日
2020年3月15日
最終更新日
2020年5月13日
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紹介

井上潤氏(渋沢史料館館長)推薦!
ゆかりの場所を実際に訪ねてみたい、学生としてレポートを書く、学校で子供たちと学ぶ、そんな様々な学びに最適の一冊です。


日本の近代経済社会の礎を築いた渋沢栄一。実業界のみならず、福祉や教育分野においても指導的役割を果たしたことで知られるが、その多様な足跡を初心者向けにガイドしたり、関心の高まりを導く本は少ない。
そこで本書では、一般読者をはじめ、大学生、外国人学生、小・中学校の教員ごとに、主体的な学びの実現を応援し、分かりやすく、親しみやすい「手引書」を目指す。

目次

序 章 本書の刊行意義  島田昌和


 第Ⅰ部 一般読者のための渋沢栄一ガイド
  解説・島田昌和

第一章 歴史小説・ノンフィクション作品での描かれ方(中村宗悦)
 1 歴史小説のなかの渋沢栄一(一九七〇年代以前)
 2 歴史小説のなかの渋沢栄一(一九八〇年代以降)
 3 ノンフィクション作品のなかの渋沢栄一

第二章 ゆかりの地をたずねる――深川・兜町・王子(鮫島員義)
 1 深川(福住町)――水運と物流の中心に
 2 兜町――新たな金融の中心街に
 3 王子(飛鳥山)――工業と鉄道を眼下に
 4 墓所(谷中霊園)と銅像

第三章 渋沢栄一から見える近代化遺産(松浦利隆)
 1 富岡製糸場――設置主任の命を受けて
 2 経済人としての渋沢栄一が関わった遺産
 3 建築パトロンとしての渋沢栄一と建築家たち

第四章 論語とビジネス(大島久幸)
 1 「論語と算盤」(道徳経済合一説)とはどんな思想か
 2 「論語と算盤」の時代性
 3 「論語と算盤」の普遍性

第五章 『雨夜譚』を読む(平井雄一郎)
 1 前半生だけの「雨夜譚」は「日本資本主義の父」の「自伝」か?
 2 全生涯の原点としての「雨夜譚」
 3 後半生を描けない「自伝」と「他伝」
 4 「自伝」としてのオーラル・ヒストリーの豊かさ
 5 「自伝」の思い込みも役に立つ

第六章 後継者としての渋沢敬三(川越仁恵)
 1 柳田国男との出会い
 2 民俗学をベースにした独自の経済史アプローチ
 3 学問に見るその生き方
 4 栄一の思想を継ぐ、敬三の思想を継ぐ


 第Ⅱ部 大学生・外国人学生のための渋沢栄一ガイド
  解説・恩田 睦


第七章 産業発展の視点から(高橋 周)
 1 役人時代の制度整備
 2 産業発展の土壌づくり
 3 産業の近代化

第八章 企業経営の視点から(杉山里枝)
 1 渋沢栄一が関わった企業と企業経営の特徴
 2 渋沢栄一の企業経営、その具体的事例
 3 企業家としての渋沢栄一の理念

第九章 政治・外交の視点から(飯森明子)
 1 渋沢栄一の求めた政治
 2 激動する社会のなかの渋沢栄一
 3 国内中心の視点から「国際主義」へ

第一〇章 社会と福祉の視点から(稲松孝思)
 1 養育院史への取り組み
 2 黎明期の養育院と東京府病院
 3 渋沢栄一の社会事業と養育院

第一一章 世界から考える新たな研究視点(木村昌人)
 1 比較研究としての新たな視点
 2 渋沢栄一研究の地平を広げる

第一二章 期待が寄せられる学問・研究領域(松本和明)
 1 企業の設立と経営および産業育成(ビジネス)領域
 2 社会・地域貢献(フィランソロピー)領域
 3 理念と思想――自らの活動の算盤として


 第Ⅲ部 学校現場での渋沢栄一ガイド
  解説・是澤博昭


第一三章 小学校における道徳教育のためのヒント(渡辺大雄)
 1 深谷市における特色ある道徳教育
 2 小学生のための『論語』教育

第一四章 中学校・高校における社会科・国際教育のためのヒント(山内晴子)
 1 魅力ある教材としての渋沢栄一
 2 授業展開案(一)――渋沢栄一の全体像の把握
 3 授業展開案(二)――渋沢史料館見学
 4 授業展開案(三)――東京帝国大学ヘボン講座(デジタル版『渋沢栄一伝記資料』を使用したグループ学習)

第一五章 郷土の偉人を知る――生誕地・深谷と郷土の学び(高田知和)
 1 渋沢栄一にとっての郷土
 2 深谷市の学校教育と渋沢栄一
 3 地域社会への視線


付 録 もっと知りたい人のためのガイド(谷田雄一)

おわりに  是澤博昭

人名・事項索引

著者プロフィール

渋沢研究会  (シブサワケンキュウカイ)  (編集

1989年、渋沢史料館を訪れた研究者と史料館の研究員・学芸員が中心となって発足。渋沢栄一が、91年に亘るその生涯において行った幅広い活動と渋沢が取り組んだ関連分野の実証的研究や現状分析などを、多方面から研究することを目的としている。また、研究会紀要『渋沢研究』を編集し、定期的に研究会・例会やシンポジウムを開催している。

上記内容は本書刊行時のものです。