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戦争と図書館
英国近代日本語コレクションの歴史
発行:勉誠出版
四六判
304ページ
定価
3,800円+税
- 書店発売日
- 2018年11月30日
- 登録日
- 2018年11月13日
- 最終更新日
- 2018年11月13日
書評掲載情報
2019-02-10 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 武田珂代子(立教大学教授) |
2019-01-12 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
第二次世界大戦で戦火を交えた英国と日本。その不幸な出来事の結果として英国の近代日本語コレクションは戦後急速に成長し、英国図書館、ロンドン大学東洋アフリカ学院図書館、ケンブリッジ大学図書館そしてオックスフォード大学ボードリアン日本研究図書館が所蔵する四大日本語コレクションが築かれることとなる。
敵国語としての日本語教育や敵国財産として接収された日本語書籍などの遺産によって支えられたその発展を、戦争とのかかわりから読み解く。
目次
序章 英国の日本語コレクション
第一章 『日英必戦論』とその英訳本『Japan Must Fight Britain』
第二章 ベッドフォード日本語学校と東洋アフリカ学院
第三章 ベルリン日本大使館の図書館資料を追跡する
第四章 接収された日本語書籍の行方と東洋アフリカ学院
第五章 接収資料―ケンブリッジ大学とダラム大学の場合
終章 スカーブラ交付金による大発展
あとがき
参考文献
索引
上記内容は本書刊行時のものです。