..
発行:PHP研究所
新書判
318ページ
定価
1,020円+税
- ISBN
- 9784569848280
- Cコード
-
C0221
-
一般 新書 日本歴史
- 書店発売日
- 2020年12月17日
- 登録日
- 2020年10月22日
- 最終更新日
- 2020年12月8日
書評掲載情報
2021-02-20 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
紹介
●「承久の乱」へと続く、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史とは?
●2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』時代考証者が描く源氏三代「新解釈」
日本史上初の本格的な武家政権である鎌倉幕府では、創設者頼朝の源氏の血統は三代で途絶え、継承されなかった。
跡継ぎのいなかった三代将軍実朝の暗殺がこの「断絶」を招いたとされるが、その当時、二代将軍頼家の遺児、あるいは他の源氏の血を引く人々も存在した。
にもかかわらず、なぜ彼らは将軍になれなかったのか。そもそも実朝の暗殺が源氏将軍の断絶を招いたのは、自明の理なのか。
頼朝による鎌倉幕府の樹立から三代将軍実朝の殺害に至るまで、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史を紐解きながら、「源氏将軍断絶」の歴史的な意味を問い直す1冊。
上記内容は本書刊行時のものです。