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出版者情報
資本主義と倫理
分断社会をこえて
発行:東洋経済新報社
四六判
210ページ
定価
1,500円+税
- 書店発売日
- 2019年3月21日
- 登録日
- 2019年3月8日
- 最終更新日
- 2019年3月8日
書評掲載情報
2019-05-26 |
毎日新聞
朝刊 評者: 伊東光晴(京都大学名誉教授) |
2019-04-27 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
資本主義はどのような方向に向かっていくのだろうか--。
現在われわれは資本主義そのものをクールに見定める必要に迫られている。格差や環境破壊、経済危機などはいずれもが資本主義というシステムの成り立ちと深いかかわりをもっているためである。
倫理、農業、政治、教育等々の多様なバックグラウンドから、先端的識者により、資本主義がどこから来てどこへ向かうのかという鋭い問いかけがなされていく。
本書は京都大学経済研究所附属先端政策分析研究センターのシンポジウムをベースとしたものであり、発言者は多様な専門性を背景に、資本主義への洞察に富む問いを発し、検討の俎上に上げようとしている。
第一級の研究者たちの問いを通して、現代を取り巻く日常的な風景に新たまた様相を見出せるようになるであろう。
目次
第Ⅰ部 講演
講演1 経済の中に倫理を見出す-資本主義の新しい形と伝統芸能- 岩井克人
講演2 社会を支える農業・農村-新潮流と変わらぬ本質- 生源寺眞一
講演3 資本主義経済をつくる-体制転換30年を振り返る- 溝端佐登史
第Ⅱ部 討論
話題提供 日本社会における資本主義と倫理 内田由紀子
パネル・ディスカッション
パネリスト 岩井克人・生源寺眞一・溝端佐登史・内田由紀子
司会 小嶋大造
上記内容は本書刊行時のものです。