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ちくま文庫
回想の人びと
発行:筑摩書房
縦150mm
305ページ
価格情報なし
- ISBN
- 9784480421838
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2006年2月
- 登録日
- 2019年1月13日
- 最終更新日
- 2019年1月13日
書評掲載情報
2019-01-13 |
毎日新聞
朝刊 評者: 加藤陽子(東京大学教授・日本近代史) |
紹介
安田武、谷川雁、武谷三男、長井勝一、秋山清、加太こうじ、富士正晴、金達寿、ロナルド・ドーアなど、哲学者である著者が出会った23人をめぐる回想録。評論家や作家、漫画編集者、詩人など同時代を生き、著者に影響を与えた人びととの対話でもある。
目次
安田武(1922~1986)-戦争体験の継承とくらしの型
谷川雁(1923~1995)-「北がなければ日本は三角」
武谷三男(1911~2000)-「完全無欠の国体観」にひとり対する
長井勝一(1921~1996)-マンガ雑誌『ガロ』をおこした編集者
秋山清(1905~1988)-自分の経験をくりかえし吟味する
加太こうじ(1918~1998)-『黄金バット』の"生きている江戸"
葦津珍彦(1909~1992)-日本民族を深く愛した人
富士正晴(1913~1987)-かざりのない二つの原則
金達寿(1919~1997)-祖国分断と差別から生まれた日本語文学
黒田三郎(1919~1980)-薩摩士族の羞恥心を受け継いだ詩人〔ほか〕
上記内容は本書刊行時のものです。