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信長と京都
宿所の変遷からみる
発行:淡交社
A5判
168ページ
定価
1,800円+税
- 書店発売日
- 2018年11月7日
- 登録日
- 2018年10月18日
- 最終更新日
- 2018年10月18日
書評掲載情報
2019-01-06 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
〈信長は、「京都ぎらい」だった?〉
〈京都とは付かず離れず。必要以上に京都と関わりを持とうとしなかった信長の姿〉
織田信長は永禄11年(1568)、足利義昭を奉じて上洛します。これは有名な事柄ですが、その後、信長は京都を拠点に指揮をとっていた訳ではなく、岐阜、あるいは安土に往復し、むしろ京都に滞在していた期間は比較的限られています。しかも、京都に来るたびに、その宿所は点々としていました。本書では、『信長公記』など編纂物の史料には極力頼らず、公家の日記などの当時の史料を通して信長の宿所を丁寧に追うことによって、京都という都市と信長との関係性を考察します。必要以上に京都と関わりを持とうとしなかった信長の姿が浮き彫りになってきます。
上記内容は本書刊行時のものです。