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出版者情報
日本の伝統
発行:光文社
縦16mm
292ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2005年5月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2021-06-05 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: いとうせいこう(作家) |
2011-01-09 |
毎日新聞
評者: 横尾忠則(美術家) |
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紹介
「法隆寺は焼けてけっこう」「古典はその時代のモダンアート」「モーレツに素人たれ」-伝統とは創造であり、生きるための原動力であると主張する著者が、縄文土器・尾形光琳・庭園を題材に、日本の美の根源を探り出す。『今日の芸術』の伝統論を具体的に展開した名著、初版本の構成に則って文庫化。著者撮影写真、多数収録。
目次
1 伝統とは創造である(人力車夫と評論家たち
法隆寺は焼けてけっこう ほか)
2 縄文土器-民族の生命力(いやったらしい美しさ
狩猟期の生活様式が生む美学 ほか)
3 光琳-非情の伝統(真空に咲きほこる芸術
新興町人の精神と貴族性の対決 ほか)
4 中世の庭-矛盾の技術(なぜ庭園を取りあげるか
銀沙灘の謎 ほか)
5 伝統論の新しい展開-無限の過去と局限された現在
上記内容は本書刊行時のものです。