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ジョン・メイナード・ケインズ 1883-1946(上) ロバート・スキデルスキー(著/文) - 日経BP 日本経済新聞出版
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ジョン・メイナード・ケインズ 1883-1946(上) (ジョン メイナード ケインズ センハッピャクハチジュウサンカラセンキュウヒャクヨンジュウロク ジョウ) 経済学者、思想家、ステーツマン (ケイザイガクシャ シソウカ ステーツマン)

ビジネス
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A5判
664ページ
定価 4,500円+税
ISBN
978-4-296-11356-9   COPY
ISBN 13
9784296113569   COPY
ISBN 10h
4-296-11356-9   COPY
ISBN 10
4296113569   COPY
出版者記号
296   COPY
Cコード
C0023  
0:一般 0:単行本 23:伝記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年9月17日
最終更新日
2023年2月16日
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書評掲載情報

2023-12-23 日本経済新聞  朝刊
2023-06-11 読売新聞  朝刊
評者: 牧野邦昭(慶應義塾大学教授・経済学者)
2023-05-13 日本経済新聞  朝刊
評者: 福田慎一(東京大学教授)
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紹介

いまこそ、最も偉大な経済思想家から学ぶべきとき。

二つの世界大戦の時代を通じて、世界のあるべき秩序を求め、また母国を救うために奮闘、経済学に革命をもたらした知の巨人の伝説的伝記、待望の邦訳。ケインズ研究の第一人者が、研究、思想、政策、恋愛、生活、文化・外交活動にわたり、ケインの全生涯、人間像を生き生きと描く。

経済学に革命を起こしただけでなく、二つの世界戦争の時代を通じて、思想家として、官僚として、また、国の命運を託された交渉者として、そして文化・芸術愛好家として活躍した、型破りの天才・ケインズの生涯とはどのようなものだったのか?

上巻では、両親・家族、出生、幼少期、イートン校、ケンブリッジ大学での生活から、思想形成、大学の秘密ソサエティ・使徒会、ブルームズベリー・グループとの濃密な交友、恋愛関係、第一次世界大戦と『平和の経済的帰結』、『確率論』の執筆、結婚、文化・芸術との関わり、金本位制復帰問題への対応、大恐慌の到来までを描く。

目次

序章
第一部 義務と善
第一章 征服王に連なる家系
第二章 ケンブリッジの文化―シジウィックとマーシャル
第三章 ケンブリッジに育つ
第四章 イートン
第五章 ケンブリッジ学部生時代
第六章 若き日の信条
第七章 ケンブリッジとロンドン
第八章 リットン、ダンカン、メイナード

第二部 危機前夜
第九章 第一次世界大戦前における経済学への関心
第十章 私生活
第十一章 小春日和

第三部 無邪気の終わり
第十二章 戦時への適応
第十三章 ケインズと第一次世界大戦
第十四章 危機一髪
第十五章 紆余曲折―ケインズとパリ講和会議
第十六章 脅かされる文明

第四部 戦争の経済的帰結
第十七章 一九二〇年代のケインズ
第十八章 平和への移行
第十九章 確率と善
第二十章 ロシア問題とドイツ問題
第二十一章 貨幣改革

第五部 金の十字架
第二十二章 金本位制と結婚
第二十三章 中道思想
第二十四章 ロイド・ジョージとの共闘
第二十五章 貯蓄の謎
第二十六章 不況

著者プロフィール

ロバート・スキデルスキー  (ロバート スキデルスキー)  (著/文

英ウォーリック大学政治経済学名誉教授。英歴史学、経済学アカデミー・フェロー。ケインズ研究の第一人者。3巻本からなるケインズの伝記(1983、1992、 2000)を執筆。英議会上院議員を歴任。その他の主な著書に、『何がケインズを復活させたのか』(日本経済新聞出版)、『ケインズ』(岩波書店)、『共産主義後の世界』(柏書房)『経済学のどこが問題なのか』(名古屋大学出版会)など。

村井章子  (ムライ アキコ)  (翻訳

翻訳者。上智大学文学部卒業。主な訳書に、ティロール『良き社会のための経済学』、バナジー&デュフロ『絶望を希望に変える経済学』、フリードマン『資本主義と自由』、スミス『道徳感情論』、カーネマンほか『NOISE(上下)』、カーネマン『ファスト&スロー(上下)』など。

上記内容は本書刊行時のものです。