デジタルネイティブ世代のニューノーマル 人生が動き出す妄想する力
- ISBN
- 9784296108572
- Cコード
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C0036
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一般 単行本 社会
- 書店発売日
- 2021年1月15日
- 登録日
- 2021年1月6日
- 最終更新日
- 2021年1月6日
書評掲載情報
2021-02-20 |
朝日新聞
朝刊 評者: 是枝俊悟(大和総研主任研究員) |
紹介
「理想的な将来なんて描けないが、このままではつまらない」
あなたを変える「妄想」の力
新型コロナによって生活は様変わりし、「この先どうなってしまうのだろう」と不安に思っている人は少なくないと思います。そんな時こそ、「夢を持ってほしい」。これが今、筆者がこの本を書いた理由です。
筆者は現在米国に住んでいて、起業して15年になります。こう書くとベンチャースピリットあふれる人と思うかもしれませんが、全然そんなタイプではありません。本人いわく「計画性も野心もなかった。唯一あったのは『妄想する力』」だそうです。
「妄想する力」は、これからの時代のキーワードになると思います。なぜなら、デジタルを使えば大抵のことはできるからです。例えば海外向けのオンラインビジネスだって、始めるのはそんなに難しいことではありません。やりたいことを描けば実現できます。だからこそ、妄想がキーワードになるのです。
筆者は日本から離れて暮らし、客観的に見ることで、日本の良さを再認識したと言います。その上で、「日本と米国のハイブリッドはとてもいい組み合わせ」だと言い切ります。本書には「米国人的思考」などを紹介していますが、それは、日本人がその思考を身につければ世界が羨む人材になれるからです。
本書には、デジタルネイティブ世代が自分らしく生きるヒントが満載です。読めば自分に自信が持て、読み終わると同時にきっと何かを始めたくなっているはずです。
「理想的な将来なんて描けないが、このままではつまらない」ーー。そんなあなたに手に取ってもらいたい1冊です。
目次
第1章 ローカルもグローバルもない時代に合ったマインドセット
第2章 私を育てた米国流勘違いスキル
第3章 今日かを始めて人生好転
第5章 LINEやメルカリは、なぜ米国ではやらないのからあなたは妄想投資家!
第4章 妄想海外生活
第6章 今ならどこに住んでいても、すぐにビジネスを始められる
第7章 日本と米国のいいとこ取りをするために、米国を再認識