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こんばんは、太陽の塔
発行:文藝春秋
四六判
重さ 285g
272ページ
定価
1,900円+税
- 書店発売日
- 2023年4月10日
- 登録日
- 2023年2月25日
- 最終更新日
- 2023年5月20日
書評掲載情報
2023-05-14 |
産經新聞
朝刊 評者: 橘もも(小説家) |
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紹介
アメリカ人の著者が全編日本語で書き上げた小説第二作。
少女時代から陶芸家を目指してきたカティアは、ある出来事をきっかけに、師匠であり恋人でもあったライダーと決裂、偶然舞い込んだ大阪の女子校の英語講師の椅子にとびつき、逃げるようにアメリカを離れた。
カティアの新地は、大阪の北摂。そこには、師ライダーとそっくりの顔をした「太陽の塔」がそびえたち、あたりを睥睨している。カティアにはひとに言えない悩みがあった。少女時代のある日、ライダーに「伝承」されて以来、自分の手が師匠のものになってししまった。ありえないことだが、腕先に、骨ばった長い指の「ライダーの手」がくっついているのだ……
胸に傷を抱えながら、異国の地で未来を探して奮闘する、若きカティアの青春物語。
上記内容は本書刊行時のものです。