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李王家の縁談
発行:文藝春秋
四六判
重さ 395g
256ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2021年11月22日
- 登録日
- 2021年10月16日
- 最終更新日
- 2021年10月28日
書評掲載情報
2021-12-05 |
産經新聞
朝刊 評者: 小田部雄次(静岡福祉大学名誉教授) |
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紹介
皇族華族の内面をこれほど正確に描ききった小説は
読んだことがない。傑作である。――歴史学者・磯田道史
いつの時代も、高貴な方々の結婚問題はむずかしい――
梨本宮伊都子妃は、娘・方子女王の結婚相手探しに奔走していた。なかなか身分の釣り合う婿が見つからないのだ……。
方子女王が皇太子妃になる道が潰えた今、方子がみじめな思いをしないように、一刻も早く、良縁を見つけてやらなければならない。
聡明で率直、そして行動力に溢れた伊都子妃は、誰も思いつかなかった方法で、娘の方子女王を〈皇太子妃〉にする道を見つけ出すが……。そのために乗り越えなければならない課題は、伊都子妃の想像を越えるものだった。
高貴なる人々が避けては通れない縁談を軸に繰り広げられる、ご成婚宮廷絵巻が幕を開けます。
上記内容は本書刊行時のものです。