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矢印 松尾 スズキ(著/文) - 文藝春秋
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矢印 (ヤジルシ)

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発行:文藝春秋
四六判
重さ 310g
176ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-16-391462-6   COPY
ISBN 13
9784163914626   COPY
ISBN 10h
4-16-391462-5   COPY
ISBN 10
4163914625   COPY
出版者記号
16   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年10月1日
最終更新日
2021年10月8日
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書評掲載情報

2021-12-05 読売新聞  朝刊
評者: 橋本倫史(ノンフィクションライター)
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紹介

演出家、劇作家、俳優、映画監督、小説家とマルチに活躍する松尾スズキ、三年ぶり待望の新作小説。
放送作家見習いの「俺」は、十年間師匠と仰いでいた人物が自殺した日、映画館で偶然出会った女・スミレにいきなり結婚を申し込む。スミレは離婚したばかりだった。
することのない俺とスミレは、酒浸りの日々を送るようになる。
そんな中、俺を捉えて離さないのは、師匠が手首に入れていた矢印形の刺青のことだった-―。
次々と地獄の扉が開いていくような男女の転落物語でありながら、どこかに人間存在を見つめる苦い笑いがにじむ松尾ワールドの真骨頂。

上記内容は本書刊行時のものです。