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矢印
発行:文藝春秋
四六判
重さ 310g
176ページ
定価
1,400円+税
- 書店発売日
- 2021年11月4日
- 登録日
- 2021年10月1日
- 最終更新日
- 2021年10月8日
書評掲載情報
2021-12-05 |
読売新聞
朝刊 評者: 橋本倫史(ノンフィクションライター) |
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紹介
演出家、劇作家、俳優、映画監督、小説家とマルチに活躍する松尾スズキ、三年ぶり待望の新作小説。
放送作家見習いの「俺」は、十年間師匠と仰いでいた人物が自殺した日、映画館で偶然出会った女・スミレにいきなり結婚を申し込む。スミレは離婚したばかりだった。
することのない俺とスミレは、酒浸りの日々を送るようになる。
そんな中、俺を捉えて離さないのは、師匠が手首に入れていた矢印形の刺青のことだった-―。
次々と地獄の扉が開いていくような男女の転落物語でありながら、どこかに人間存在を見つめる苦い笑いがにじむ松尾ワールドの真骨頂。
上記内容は本書刊行時のものです。