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恐怖の哲学 : ホラーで人間を読む
発行:NHK出版
縦170mm
445ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2016-1-10
- 登録日
- 2016年2月22日
- 最終更新日
- 2016年2月22日
書評掲載情報
2019-08-11 |
読売新聞
朝刊 評者: 山内志朗(慶應義塾大学教授、倫理学者) |
2016-02-21 | 朝日新聞 |
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紹介
なぜわれわれはかくも多彩なものを恐れるのか?ときに恐怖と笑いが同居するのはなぜか?そもそもなぜわれわれは恐れるのか?人間存在のフクザツさを読み解くのに格好の素材がホラーだ。おなじみのホラー映画を鮮やかに分析し、感情の哲学から心理学、脳科学まで多様な知を縦横無尽に駆使、キョーフの正体に迫る。めくるめく読書体験、眠れぬ夜を保証するぜ!
目次
1 恐怖ってそもそも何なのさ?(恐怖の原型としての「アラコワイキャー体験」
アラコワイキャーのどれが重要なのか?-「部分の問題」を考える
これが恐怖のモデルだ!-身体化された評価理論)
2 ホラーをめぐる3つの「なぜ?」(まずは「ホラー」を定義しちゃおう
なぜわれわれはかくも多彩なものを怖がることができるのか?
なぜわれわれは存在しないとわかっているものを怖がることができるのか?
なぜわれわれはホラーを楽しめるのか?)
3 恐怖の「感じ」って何だろう?-ゾンビといっしょに考える(哲学的ゾンビをいかに退治するか?
「意識のハードプロブレム」をいかに解くか?)
上記内容は本書刊行時のものです。