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香港・濁水渓 邱 永漢(著/文) - 中央公論新社 【利用不可】
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香港・濁水渓
増補版
発行：中央公論新社
文庫判
368ページ
定価
1,000円+税
- 書店発売日
- 2021年4月21日
- 登録日
- 2021年3月5日
- 最終更新日
- 2021年4月8日
書評掲載情報
| 2021-05-30 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
「類稀なる傑作。私たちの甘さを根底から容赦なく揺さぶってくる」（東山彰良氏「解説」より）
金だけだ。金だけがあてになる唯一のものだ――。
戦後まもない香港で、故郷を捨てた台湾人たちがたくましく生き抜く姿を描き、一九五六年、外国人初の直木賞受賞作となった「香港」。日本統治と国民党の圧政のもと、ある台湾人青年が味わった挫折と虚無を主題とする「濁水渓」。著者の青春時代が結晶した代表作に、作家デビュー当時を回顧した随筆「私の見た日本の文壇」を増補した新版。〈解説〉東山彰良
上記内容は本書刊行時のものです。
